
先日、知人から東劇でシネマ歌舞伎20周年を記念し
シリーズ第一弾作品として「野田版 鼠小僧」が上演中
なので是非ご覧になって~と熱くすすめられ、仕事の帰り
観てまいりました。平成15年(2003年)8月に歌舞伎座で
上映され大ヒットした舞台を映像化したもので、大スクリーン
では汗の一粒までもはっきり見え、役者の熱演ぶりの表情も
よりリアルで‥私はこの頃シネマ歌舞伎で過去の舞台を時を経て
観るのもいいな~と思うようになったの!
敷居が高いと思う方は是非!!東劇でシネマ歌舞伎を観ていただき
たいと思うわっ・・野田秀樹さんの作・演出はとにかく面白いの
ひと言です。笑いあり涙あり、共演者たちもオーバーリアクションが
あり、笑いましたね~~なんといっても当時5代目の中村勘三郎が
いいのょ!!役者として円熟味を増し、楽しみな方でしたが・・
2012年12月5日に急性呼吸窮迫症候群、57歳でお亡くなり次世代の
リーダとして誰もが思った方でしたが‥早い旅立ちに今回シネマを
観ていて確かな演技力と彼の何とも言えぬ魅力を思うと、ことさらに
残念でならない・・スクリーンの中の勘三郎さんに会えて嬉しい
ひと時でした。
バスを降りたアスファルトに舞い降りた花びらの薄紅色が美しい・・
満開の桜も素敵ですが桜は散り際が好き・・
「 春惜しみ 命惜しみて 共にあり 」星野立子