古典着付けの師匠が亡くなって3年が経った。
以前から先生の3回忌の話が出ており、世話役の私は
50人近い関係者に年明けから連絡を取り合い、墓守の
甥御さんと密に法事にむけ準備をしてお花やお塔婆の手配、
お食事や偲ぶ会のセッティングなど諸々の準備を整え
その日を迎えました。
遺品整理~偲ぶ会~三回忌とこの3年はコロナ禍の中でしたが
無事に事を進め三回忌を一区切りとして30名の弟子や仕事関係者
が参列いたしました。
家族のいない師匠から託された諸々・・家が売却された後に
6棟の建売ができ、生前の景色も変わり面影さえ消えてしまった
跡地に私たち生徒は呆然としたものでした。
一連の出来事で人の死の在り方や人の生きた証をまざまざと
見せつけられた気がいたします。
朝8時30分に泉龍寺に到着、その足でお墓参りをしこれから
執り行われる法事について報告し、参加が叶わなかった10名の
名前を読み上げ先生に伝えた、3年の月日は私たちの生活にも
かなりの変化があり、身内の訃報や病気、介護、家庭内の諸々の
出来事の変化・・まさしく歳月人を待たず
お寺を後にして、15人ほどで場所を変えてお茶をして
にぎやかなこと人が大好きだった師匠の在りし日を偲び、
思い出話に笑いあり涙あり・・・
命日から一週間後の三回忌法要は雪の心配もなく梅日和・・・
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