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混声合唱団・翠声会演奏会へ

2012-09-14 23:58:16 | 映画・コンサート・娯楽編

知人がメンバーの混声合唱団「翠声会」の演奏会へ行ってまいりました。

知人Tさんに関わるメンバー6人で蒲田の駅で待ち合わせ、午後7時の

開演でしたのでお茶をして会場の大田区民ホールへと向かった。

素敵な声って楽器のように何か奏でているように聞こえ、詩がすーっと心に

沁み入ったりと今日は合唱を聴いて何だか一体感を感じた。

開演いきなり、 俵万智さんの「サラダ記念日」の詩にメロディーが・・

この味がいいね~合唱になるんですね!なかなかでしたョ

音楽はいいわね!疲れた心を癒してくれる・・心地いい時間でした。

今回印象に残ったのは、谷川俊太郎 詩 「死んだ男が残したものは」です。

反戦歌として知られており、長谷川きよしさんはじめ多くの方に歌われている名曲

私も記憶にありますが久しぶりに耳にした。じっくり聴いてみると心揺さぶられる

ものがあった。単なる反戦歌を超えたものを感じさせられる、世界が日本が

何も残こせない時代に入らぬように・・憂えてしまうのは皆が思うことでは・・


「死んだ男が残したものは」 谷川俊太郎 詩

1.
死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

2.
死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

3.
死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

4.
死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

5.
死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

6.
死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない
他には何も残っていない
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