からすの巣・別館

日々の身の回り雑記

十五夜

2015-10-04 15:47:58 | 空写真
載せ忘れの写真から。
十五夜の夜に一応写真を撮りました。
若干雲がかかっていましたが、その後きれいに出ていました。
写真に撮ると、真っ暗な宇宙にぽっかりと月が浮かんでいる感じがして、
こんな大きな月が何万キロも地球から離れているのに
地球の重力に捕らわれて回っているなんて、何とも不思議です。
その地球も太陽と光の速さで8分の距離を1年かけて回っているし、その太陽系は、何億年の周期で天の川銀河を回っています。

実は、銀河の周りを回る恒星の速さは、外の方も中の方も同じ速さで回っています。
ちょっと考えるとこれはおかしなことで
太陽系では、中心の星ほど早く回っていて、太陽の重力と惑星の運動の遠心力とが釣りあう形になっています。
銀河系では、この理屈通りになっていません。
また、たとえば、コーヒーにミルクを回しながら入れると
初めの数回転こそ、銀河のような模様になりますが、じきに撹拌されていきます。
銀河がいつまでも同じような腕を持った形でいるためには、
外ほど速く回らなければならないのですが、内と外で同じ速度と言う事は、
じきに内側ほど巻きつき引き延ばされ撹拌されて、
腕の模様は無くなってしまいます。
ですが銀河系ではそうはなっていません。

色々と理屈はあるのですが、宇宙ってうまくできてるなぁと思います。

そんな事を思いながら、不思議だらけだなぁ~と、空を見上げます。



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