からすの巣・別館

日々の身の回り雑記

別刷りが来ました!

2009-01-10 05:27:32 | Weblog
このブログでも何度か、私が
科学者
であることを書きましたが、
あやしい~
と思っている人も多い(現にうちの子供は2人とも虫博士かオモシロ博士だと思っている)と思います。
「なんちゃって科学者じゃないの?」とか、
「ああ、自然好きのアラフォーのおじさんは、自分を科学者のはしくれだと思ってるよね~」とか。

ほら、見てください!

これ、私が書いた論文です。
Chemical&Pharmaceutical Bulletinという学術雑誌の2009年第1号に論文が載りました。
オーパチパチ

学術雑誌などご存じでない方も多いと思いますが、簡単にいえば、自分の研究成果を世界中に発表する場です。
通常、投稿したのち、審査員(多分、同分野の大学の先生)が二人ほどついて、論文の内容や新規性について審査します。
さまざまな指摘事項をクリアしたのち、ようやく掲載が決定、校正を経て掲載となります。

ノーベル賞などを取ってる人たちも、学術論文(最高峰のNatureやScienceですが)に自分の研究成果を発表しなければ、決して世間にその研究成果が知られることもありません。研究者は論文を書くことで世間に認められるわけです。

これまでも、特許は何度か連名ですが出したことがありますが、論文は久しぶりですね。
しかも、連名の一番初めに(これをFirst Authorと言います)。
そのぶん、結果をまとめて実際に書いたのも私なので、とても苦労しましたが。

ね!エセ科学者じゃないでしょ?


この雑誌をご覧になれる方は、私が誰か、つきとめてみてください。
Chem.Pharm.Bull. 57(1) (2009)にありますよ。
ページ数は内緒ですが、写真からこのページかな?と推測してください。

でも、サラリーマンでもあるので、皆さんと同じ生活をしています。
ご安心を。