カナリヤブログ2

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 引っ越しました

"凌霄花"

2011-07-21 | まちかどウォッチング

”鮮やかなオレンジ色の花”

Img_3134025 南国を思わせるような夏の日差しによく似合う花。凌はしのぐで、霄は空を表し、ツルが伸びて他の木にからみつき、空をもしのぐ高さで咲き誇る、という意味で当てられた字のようです。大きなオレンジ色の花が庭の塀を乗り越えて、道路沿いまで顔を覗かせているのをよく見かけます。そのノウゼンカズラが咲き始めると、梅雨明けも間近と云われていますが、今年は平年よりもずいぶん早く梅雨が明けてしまい、猛暑と節電の夏ですね・・・


"半夏生"

2011-07-16 | まち歩き

”涼しげなハンゲショウ”

1234025 水辺に群生する白い葉のハンゲショウ、風に揺られて少し涼しそうです。暦の上では夏至から11日目を半夏生と云い、農家の人達が田植えを終えて一休みする頃に白い花が咲き、葉が白くなることから半夏生と呼ばれています。また花に近い葉の一部分だけを残して白く変化する様子から、粋な半化粧との説もあります。穂状の白い花よりも葉っぱの方がよく目立ち、半夏生から盛夏の1ヶ月ぐらい過ぎると、徐々に白い葉から緑葉に戻るようです。


"柘榴の花"

2011-07-07 | まち歩き

”花と蕾 おもしろい形”

Dscf3048025 初夏には光沢のある緑葉にフリルの付いた赤い花。蕾は先が裂け筒状のガクと、あとに実がなり膨らんで秋に熟します。ザクロの実は種子が多いことから、豊穣とか子孫繁栄として昔から珍重されています。橙色の花はとても綺麗で、その花にアリたちが蜜を求めて集まり、雨に降られて散った花びらを見ると、これまた芸術。お弁当などの”たこソーセージ”のようで、寄せ集めて撮っていたら、遠くから不思議そうに見られていました。ふつうの柘榴よりも少し遅れて咲く、姫柘榴というのもあります。