“穴水湾”

“穏やかな内浦の景観”



穴水湾は、能登半島の大きな内海にあり、四方を陸と島に囲まれたリアス式海岸。年内を通して穏やかな湾内には、定置網漁やカキの養殖棚が数多く見られます。江戸時代から伝わる伝統の漁法、海の上に高さ約１０ｍ余りの丸太を組んで行うボラ漁は、一度途絶えるも、また再開されました。沿岸には、観光用の「ボラ待ちやぐら」もあり、中居湾のシンボルとなっています。

“持明院”

“史跡名勝の妙連池”



県指定の天然記念物、妙連が咲くハスの寺として知られている、金沢市の持明院。弘法大師が北陸巡礼の折に、中国から持ち帰った種をまいたのが始まりと言われ、国内で見られるのは、滋賀県にある守山市の公園と２ヶ所のみとされています。一つの茎に薄紅や白色の花が、複数まとまって咲く珍しいハス。その妙連池では、見ごろに合わせて一般公開し、毎年多くの人が訪れます。