“竹久夢二像”
開館１０周年記念 特別展「岸たまき展」が開催されていました。「岸他万喜（たまき）」は、夢二を世に出した女性で、旧加賀藩士族、岸家の次女として生まれ、その後いろいろな人生経験を重ね、東京に出で夢二と出会うことに。たまきの大きな瞳に美しい容貌が、一世を風靡した「夢二式美人」の原型となったそうです。また金沢と夢二の縁を描いた大変貴重な名作「湯の街」や、その時代を象徴するかのような生き様など、興味深い逸話も数多く展示されて、時の経つのも忘れて見入ってしまいました。
“バラの香りと色彩”
甘い香りが漂うバラのアーチには、赤・黄・桃と色とりどりの花、約120種で1800本のバラが所狭しと咲き誇り、バラの鑑賞会や子供達の写生大会も行われていました。先日降った雨で、少し散ってしまった花もありましたが、沢山つぼみが付いているのもあり、まだまだ楽しめそうです。中でも真っ赤な“ユーロピアーナ”という花（写真）が私のお気に入り、“ラスベガス”や“プリンセスミチコ”という名前の花もあり、とても印象的でした。
“森の都を人が行く”
加賀百万石 城下町を彩る時代絵巻。第59回百万石行列が盛大に繰り広げられました。鼓門をバックに、華麗な百万石音頭や太鼓の演奏、音楽パレードなど、華やかにオープニングセレモニーが行われ、加賀獅子舞や勇壮な加賀とびはしご登り、オープンカーに乗ったミス百万石、珠姫御輿入れ行列など、徐々にクライマックスへ。そして利家公が武者を従えて、金沢城への再現で感動のフィナーレとなります。今年の前田利家公役は、俳優の宍戸開さん お松の方役は、女優の“おしん”で、お馴染みの小林綾子さんが選ばれ、沿道の人達の熱い声援に笑顔で応えていました。
“洋物で華やかな品種”
アヤメ属の代表が日本では花菖蒲で、欧米の代表がジャーマンアイリスだとか・・・花は大きくてフリルが付き、葉もアヤメなどに比べると厚手で幅も広く、とても華やかです。花色も白・黄・紫と品種も多く、丈夫な宿根草で、湿地を好むカキツバタやアヤメとは異なり、庭や鉢植えなど乾燥した所でも簡単に栽培できるようです。