“機具岩”

“別名・能登二見とも”



太古能登部に鎮座する能登比咩神社の祭神が賊徒におそわれし時、取って機具を投げられた。それが飛んでこの地に至り化して機具岩となった。この岩の祭神は渟名木入比咩命（ぬなきいりひめのみこと）であるとの伝説。高さ１６ｍの女岩と１２ｍの男岩が、寄り添うように太い注連縄で結ばれている夫婦岩は、伊勢の二見岩によく似ている事から能登二見とも呼ばれています。夕陽の名所でもあり、観光シーズンに合わせてライトアップと、闇夜に浮かび上がる機具岩が見られます。

“壁画”

“七尾の特長が一目で”



JR七尾駅ホームに着くと、その土地の特徴を題材に、点描で表現した作品が目に飛び込んできます。三㍍四方の中には、七尾を代表する青柏祭の「でか山」や桃山時代の絵師、長谷川等伯。加賀と能登の婚礼風習で飾られる「花嫁のれん」など、七尾高校美術部の生徒さんによって見事に完成。北陸新幹線開業以降増加する観光客を、色彩豊かな壁画でお出迎えとの事です。