”優しい色合いの藤の花”
風薫る季節、遠くの方からはブドウの房のようにも見え、近づくと蝶に似た小さな花を多数つけ垂れ下がっている藤の花。その姿はとても優美で日本古来の花木とも言われ、万葉集にも良く詠われています。甘い香りで優しい色合いの藤の花は、主に観賞用として栽培されていますが、他の木などに巻き付いている蔓は、非常に丈夫なので椅子や籐などの家具としても利用されるようです。
”永井豪ラッピング列車”
赤と青を基調とし車体全体に大きく描かれたマジンガーＺや、デビルマン、キューティーハニーなど、個性的なキャラクターでお馴染みの永井豪さん作品のラッピング列車。車内にも斬新な漫画のイラストやデザインなどが貼られ、子供達や世代を超えた多くの人が乗り込み人気があるようです。同氏は輪島市出身ということで、数々の作品を展示した永井豪記念館が近くにあります。
”４分の１のでか山”
高さ１２ｍ、車輪の直径２ｍ、重さ２０ｔ、という巨大な山車が、街中に曳かれる七尾の青柏祭。その車輪に対比して４分の１の大きさで製作された”でか山”の復元模型が展示してあり、綱を引けば本物同様に市内巡行が可能との事です。国指定重要無形民俗文化財の”青柏祭曳山行事”は、大きな山車が勇壮に駆け回る迫力と多くの見物客で熱気に包まれます。