una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

夏休みが降ってきた

2013年07月15日 | 本を読むこと
今、kaoの足はこんなです。
水曜日の夕方、フットサルコートを走り回っていたらふくらはぎをピンポン球みたいな丸い物がぐるっと動いてはじける感じがしたと思ったら、足が地面につかなくなって、あらら・・・肉離れ・・・。

包帯ぐるぐる


一応、ストレッチしたんだけどなー。病院の帰り道、1歩が10㎝くらい。歩いても歩いても家にたどり着けず迎えに来てもらったりして。

そんなことで、突然夏休みが降ってきましたー(^^)/
週末の3連休をくっつけて、5連休♪
さぁ、何しよう・・・。動こうと思っても痛くてそうそう動けないし、暑いし、家の中でひたすら本を読んでいました。
数ヶ月前に買って山積みになってた本から。

山本兼一さんの「花鳥の夢」

花鳥の夢


狩野永徳の狩野一門の跡継ぎとしての不自由、棟梁としての葛藤とプライド、等伯の自由への嫉妬。でも、描くのが大好きだからどんなに苦しくても描くことは止められない。ただ描きたいだけだったらどんなに楽しかったかな・・・と読みながら胸が痛くなったり、窮屈になったり。
最後の「もっと描きたい。なんとしてももっと絵を描きたい。願いはそれだけだ。」、涙が止まらなくなりましたー。
10月8日からはじまる、東京国立博物館 平成館の特別展 京都 洛中洛外図と障壁画の美、狩野永徳の「洛中洛外図」、「群仙図襖」が展示されるそう。楽しみです。
読み終わった後、「へうげもの」1~14服を斜め読みしちゃいました。

花鳥の夢
文藝春秋



船橋洋一さんの「カウントダウン・メルトダウン(上)、(下)」

カウントダウン・メルトダウン


あの日、あの時、東京にいて、会社から家に戻っていたとき、TVのニュースで被災地の情報を得ていたとき、余震を怖がっていたとき、福島がどうなるのか固唾をのんで情報を得ていたとき、東京で、福島で、こんなことが起きていたなんて。
新聞や雑誌やネットの情報では知ることができなかったあの時起こっていたことを、まるで映画を観ているみたいに、サスペンス小説を読んでいるみたいに、ハラハラしながら読んでいる自分に途中で気がついて、呆然。これは、現実にあった危機で、まだ継続中なのに。
福島のこと、原発のこと、いつも心に留めて自分の意見をきちんと持っていたいと思う。

カウントダウン・メルトダウン 上
文藝春秋


カウントダウン・メルトダウン 下
文藝春秋


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