una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

あさぼらけっていつ?!

2013年11月24日 | お習字のこと
11月の課題は11月の最初の週に提出しちゃったので、百人一首の練習をしました。
いつもは家で練習したものを先生に添削していただいて、わからないところを質問、理解してから清書してましたが、家で練習する時間がなくて、お教室で練習しましたー。

百人一首は、坂上是則、古今和歌集 巻第六 冬歌332
あさぼらけありあけの月と見るまでに 吉野のさとにふれる白雪

お手本



あさぼらけって、子供の頃にやった百人一首かるたを思いだします。いつのことだっけ・・・「あさぼらけ」は、夜がほのぼのとあけるころ、ですって。

歌意
夜がほのぼのあけるころにあたりを見てみると、この明るさはありあけの月の光かと思うほどに、吉野の里には白雪が降り積もっているじゃないか

ごはんの食べ比べ、お茶のお稽古のあとのお習字だったので、さらっと練習して添削していただきました。

練習


次回、ちゃんと書いてからお教室に行こう!

口切茶事をイメージして(お稽古日誌2013年11月16日)

2013年11月24日 | お茶のこと
久しぶりのお稽古日誌です。
お茶事のあと、なかなかお稽古に伺えないでいたら、いつの間にか風炉から炉の季節に移り変わり、木枯らし一号も吹きました。
この日はお稽古場の炉開きの日でもあったので、午前中の方が用意して下さっていた白玉を丸めて、茹でてから口切茶事をイメージしたお稽古をしていただきました。
ご亭主のYさんと正客のkaoが、炉開きおめでとうございます♪のご挨拶。
本来はここで茶壺の拝見を所望しますが、お善哉ができあがってしまっているので、ご亭主Yさまも一緒に、みんなで戴きました。自分で茹でておいてなんですが・・・ふわっ、つるっとしていてとっても美味しい白玉でした(笑)
お菓子の後は、Yさんのお濃茶。一保堂さんの「雲門の昔」ですっ。おめでたいこの日にぴったりの、良いお茶です。きりりとしていて好きです。
ここでご亭主交代っ。茶壷荘りをお稽古されたのはMさん。

茶壷


茶壷を網から取り出す所作を拝見して少しずつ思い出す。茶壷の口を覆っているそのお裂地は、「お口覆い(おくちおおい)」ですね。
「お口覆い(おくちおおい)」って、普段の生活ではめったに口にしない言葉ですよねぇ。年に一度、炉開きの日のお稽古の時に口にする言葉です。

kaoは半年ぶり、炉の薄茶平点前のお稽古を見ていただきました。
炉のお稽古は半年ぶりですが、懐石料理のお教室、月釜のお席で炉のお点前を拝見させていただいていたので、わたしにしては肩に力も入らず、すーっとお点前ができて良かったぁ。
心が落ち着いて、わたしって、お点前するのも好きなんだなーとしみじみ思う。
先生からご指導いただいたのは、拝見のために点前座正面で棗を手の平に乗せるとき、ちょっとさぼって、横からとってしまったため、きちんと半月に持つようにということ。常に、棗は半月に持つクセを付けなければ。
何かと考えすぎると肩に力が入ってしまうし、何も考えないとゆるーいお点前になってしまうし・・・お稽古あるのみ。そして自分との戦いは続く・・・戦い?!(笑)