政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

戦争の常識ーアメリカの戦争哲学・考

2015-08-01 | 経済
 先の大戦終結から70年。
 1945年8月15日、天皇の戦争終結の放送の日、周りには、高射砲がちらほらあるだけで、兵器らしい兵器はなくなっていたという。

 米軍やイギリス軍は、終戦の年の、年初から日本本土の空襲を始めた。
 初めのころは、軍需工場などを爆撃していたが、その内、都市部の焼夷弾による無差別の爆撃になっていった。

 女性や子供、老人などの非戦闘員が虐殺され、「その被災者は970万人と言われて、それによる家屋の被害は、内地全戸数の約2割にあたる約223万戸が被災した」(日本本土空襲 - Wikipedia)

アメリカは、このような戦闘行為を「悪かった」、とは言っていない。
 つまり、独立国と独立国との戦争は、その主権者によってなされるものと見做したのだ。

 当時の日本は、選挙制度によって、選ばれた議員よる政治が行われていた。
 「当時の日本は天皇制で、民主主義の国ではなかった」と言う人たちがいるが、アメリカの判断は、主権は国民にあった。と、みたのだろう。

 アメリカの日本国民虐殺を目の当たりにして、「虐殺はやめてくれ、頼む」の「玉音放送」となったのだろう。

 欧米の戦争哲学は、今でも健在。

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