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定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

4時間37分

2019年08月09日 20時56分54秒 | 日記

渋谷ユーロスペース午前11時、180席余の座席はシニアピープルで満席でした。
極東国際軍事裁判をまとめたドキュメンタリー。

小学生の頃、集団ではしゃぎ過ぎると「人の尻馬には乗らない!」と先生に注意を受けたものだ。
戦犯指名の人個人にも、各自のポリシーがあったが、優秀な人たち同士で尻馬に乗り、イノセントな国民を扇動した戦争への道。

僕の父もその犠牲者だった。
人間は親と環境によって育つ。父は若い頃の諜報機関での軍隊生活のためか、時として非常に猜疑心の強い側面を持っていた。
生来、猜疑心の強い人は居なかろうに。

この映画の長さ4時間37分。
敬愛する忌野清志郎、若き日の楽曲の♬2時間35分 プラス2時間かあ。唐突に思い出し。
途中10分の休憩時間があったものの、記録映画なら、僕の集中力もけっこうイケル。

貯めるだけ

2019年08月08日 21時27分02秒 | 日記

新宿丸井の上階のバルト9、テアトル新宿、間違いなしの新宿ピカデリーで映画の時は、丸井地階のカフェ・ベローチェ👅にて、コーヒーを飲む。

来店ポイントとアプリのスクラッチでポイントをゲットしているので。
とりわけ、写真最左列の真ん中、スクラッチは1日1回コスれて、
とんでもない高ポイントを獲得できたりする。
もっとも、10ポイントで1円分なのだけれどね。

スタバ系、最近では台湾カフェで舌が肥えてる若人は、あまり好まない店のようだが、その廉価さにおいて、僕の気に入りです。
アイスコーヒーにアイスクリームを浮かべても、300円を超えないのだから。

ポイントはひたすら貯めるのみ、使うには時期尚早である。

布トート狂

2019年08月07日 19時49分01秒 | 日記
職場置きの一部です。


自宅にある未使用の品を含めると、この5倍はあろうかと。外出する先々で目にする布バッグを、
欲しくなる病だ。

ある大学で新入生300人に、SNS参加率の調査をした。LINEはほぼ全員、ツイッター6割、Facebookはわずか2名の結果が出たとのこと。
うちの息子・娘もいつしかFacebookを卒業し、
子どものアクティビティを知るのは、もっぱらインスタグラムになっている。

最近の娘のインスタに布トートが登場。布トート好きを「遺伝だから仕方ない」とのキャプションが。
娘とは年に数回しか会わないが、会う時は父ちゃんのセンスの見せどころとばかりに、布バッグを渡す。
アパレルのデザイン企画をしている娘が、
さして感激もなく受け取ることもあるが、拒絶されることもあーり。

シシー・スペイセクについて

2019年08月06日 22時19分47秒 | 日記
長くなるので説明は省くが、ある条件を満たした職員に付与される特別休暇の1日だった。

日比谷シャンテ前にて、ロバート・レッドフォード主演作を。齢80を超えたレッドフォードなど見たくないという向きもあろうかと思う。
だが僕は、年輪を重ねた役者の何でもありの境地を見ることに価値を見つける。

今作の冒頭の句、気に入った。
「これもまた(also)ほとんど(almost)真実に基づく物語」

主役と同じ重みを持った共演者

シシー・スペイセクです。
僕たち還暦を過ぎた者たち共通の記憶としては、
映画『キャリー』(1976)主役のオカルト少女である。
1949年生といえば、僕より6歳年長。
ひとことで表現するならば、チャーミングです。
特に横顔がクール。

レッドフォードとの淡々としたやり取りが、絵になることこの上なし。
1980年公開『歌え!ロレッタ愛のために』におけるアカデミー主演女優である。
早速、DVD借りておきました。
ロレッタの夫役はトミー・リー・ジョーンズ、彼もまた、ほとんど現在の方がイケていると思われます。

あなたの名前を呼べたなら(2018年 インド フランス合作)

2019年08月05日 22時20分40秒 | 日記

外国で教育を受けた、建設会社の2代目と彼の家で働く地方出のメイド(寡婦)のストーリー。

この作品について語るべきは、日本社会では失わ
れてしまったこと:
・持てる者のつましい生活
・仕える者の分のわきまえ方
・分を越えそうになった時の羞恥心
それらが、現代インド社会には厳然と存在するということ。
インドにおける階級と因習が、人の生活の隅々まで根づいていることを抜きにしても。

何より、主人公のメイドは、夢を胸に秘め格差社会の底辺に居ながら毅然とし、それでいて奥ゆかしさを失わない女性であるところ、
この作品で最も印象的でした。

インド映画の定石どおり、唐突なダンスのシーン入ってます。
(BUNKAMURA ル・シネマにて鑑賞)