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定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

誰の子であっても

2019年08月25日 23時22分35秒 | 日記

映画界の二世俳優も数えきれないが、親の強烈な印象を超えるのは、尋常ではないだろう。

その意味で、柄本 佑・時生兄弟は親とはひと味異なる路線を歩んでいる印象だ。
僕は弟のキャラクターが好きなのだが。

『火口のふたり』、劇場公開邦画にしては珍しいR18指定。
グチャグチャな性愛シーンの連続でもなく、シリアスな展開もない。全体にカラッとした劇画風な作品でした。
柄本 佑のこれまでの印象は、優等生的キャラ、または生き方に真面目に悩む青年役など、線の細い長男的役柄。

今作では、捉えどころのないフーテン的な味を出し、時折インテリなコメントを発する男。フーテンな部分は父親の血を感じさせるが、ひとつの新境地を垣間見た気がする。

オーディエンスも俳優を育てるならば、親が誰であれ、役者の今を観る姿勢が肝心なのだと思います。たまに評論家目線?

90分でお願い!

2019年08月25日 00時41分25秒 | 日記
朝に1本

インドからパリまで、偽造パスポートと偽造100ユーロ紙幣1枚で渡ったトリック使いの泥棒のストーリー。パリで万策尽きて、IKEAのクローゼット内で1泊、クローゼットごと国境を越えることになるロードムービー。
パリに行くことには特別な意味があり、そこでの偶然の恋、クローゼットを載せたトラック内での難民との出会い。後の結末に重要な伏線となる。
エンディングでの2つの驚きに、ホッとする。
作品の尺は90分。

夜にもう1本

田中 圭、林 遣都、志尊 淳など当代人気役者に、脇でベテランが絡む。シェークスピア劇俳優 吉田鋼太郎のチャラケぶりには一見の価値がある。
しかし、人気者を見せたいためか、サービスカット多し。尺の2時間弱は間延び感強し。