定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

黒いカバン

2016年02月17日 20時20分28秒 | 日記
♫黒い鞄をぶらさげて、歩いていると~
泉谷しげるのデビュー当時の歌を、頭の中でグルグルさせながら、高級店(GU)で通勤バッグを買った。
定年直前だが、小ギレイにしようと思って。
おニュー、お初で仕事に行った。

帰り道、今夜は家でラーメンにしようと決める。
昨秋、僕の家にステイしていた外国の夫婦が、汁物には、とにかく長ネギを短冊切りにして食していたことを思い出す。
そして、帰宅時はnew bag with 深谷ねぎ。

おしゃれな僕を手本にしているみんな、興ざめしないでね。

今週の2本

2016年02月16日 20時28分11秒 | 日記
12月からシニア料金とはいえ、今年になって、月10本ペースの映画鑑賞になっている。
今週の2本は重く。

まず野火。大岡昇平原作、戦争末期のレイテ島で原隊を離れた兵士たちの物語。極限の人間が、ただヤム芋だけを求めて彷徨する。
リリーフランキー、本作でも本性剥き出しの、人間の断末魔を自然体で演じる。

2作目はキャロル。
ケイト・ブランシェット、アカデミー女優の貫禄だが、彼女が演じるセレブリティーに恋をする、
若き写真家 ルーニー・マーラの洋服が、ひたすら素敵だった。
時は、1950年代、アイゼンハワー大統領のアメリカ。同性愛は、ほぼ犯罪とみなされていた時代の屈折率の高い愛の話。

気の向くまま、片端から映画を観られるのも、来月までかなあ。

群馬の県民食

2016年02月15日 20時50分25秒 | 日記
僕は親の代まで、群馬生まれの群馬育ちで、本籍地はいまも高崎市においています。
子どもの頃は、国鉄・高線線または八高線で群馬の従兄弟たちに会いに行ったものです。

高崎駅には、だるま弁当があり、食後の処理に困る瀬戸物の容器でしたね。
いま都内の大きな駅で、購入できるようになったが、プラスチックのダルマでは、風情に欠ける。


同じく高崎には鶏めしの駅弁もあったが、いつの頃からか、人気の的なのは登利平の鳥めし。
大学の隣町のショッピングセンターに、出店があるが、仕事帰りでは、いつも売り切れている。

今夜、別件の用事を済ませ、店の前を通ったら運良く売り切れ寸前、老父母の分も買い占める。
群馬県民は、包装を丁寧に開き、食後はまた包んで、出荷状態に戻すとのこと。中身はないけど。

半径10キロ圏内の男

2016年02月14日 19時10分04秒 | 日記
このところの休日は、自宅から10㎞の川越に行くだけでしたが、夕方JR大塚駅南口の ano anoギャラリーに行って来ました。

娘の小学校からの同級生(幼稚園からだったかも)古川ゆめのさんの版画展です。
写真はエッチング「やわらかな海の中で」。
古川さんは多摩美の大学院を修了し今は、母校の小学校で美術教師をしながら、制作に励んでいるとのこと。
娘の親友は多士済済で、脚本家の卵、和菓子 虎屋の職人、音楽の道の人もいる。
財力がないながら、気に入ったウサギの作品があり購入しました。展示期間が終了し、自宅に届いたら紹介します。
どの作品もタイトルが作家の人柄を表しています。
(展示会は2/21まで)

紅白 きれい

2016年02月13日 22時31分52秒 | 日記

春の前ぶれの嵐の前夜で生暖かい。
妙に疲れがたまるが、それは毎日仕事をしているから。
建国記念の日に亡くなった、僕の親年代の建築家のブログを読んだ。素直に綴られた庭の風景描写に、泣きたくなるほど、心が動く。
プロの文筆家でもないのに、捻くれた大人なりに、文章をこねくるのは、もう止めにしようと思う。

最寄り駅への沿道の梅が紅白になった。白の方は12月から咲いている。梅の番が過ぎ、桜が咲く頃には、昨秋に病が判った同級生の、回復の速度が上がることを祈っている。