定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

一夫多妻と政略結婚

2021年11月13日 19時57分00秒 | 日記
武田信玄の父・信虎の最晩年を描いた作品。
我が国の16世紀・戦国の世は、親戚の関係者もみな親戚にすることにより、勢力の維持・拡大を図ったのだ。
81歳まで生きた信虎には20名以上の子どもが居て、孫の世代になれば、「ひょっとしてワシの孫?」的な対面も生じる。
子・信玄の死が父に先立ったものだから、イケイケ気質の孫・勝頼の暴走を止めることに、苦渋する信虎。

登場人物は極めて多くて、昨日の敵は今日の仲良し、またはその逆が横行する。女性は男次第のノルカソルカの波の中に生きる。

作品自体は、ベテランの安定感と
「その間(ま)は何?」的な若い役者の演技が錯綜し、そこもまたスリル満点でした。