チュニジアの女性監督作品。
東京都内で上映館はわずか2ヶ所。
人間の皮を剥いで...そんなホリブルでホラーな作品でないことを、予め断りを入れます。
シリアで暮らす恋人同士、公衆の面前で男が発した言葉が誤解を生み、逮捕される。
国内に居られない窮地の中、女はベルギーに駐在予定の外交官と結婚してしまう。
男は難民としてレバノンに渡り、そこでベルギー人芸術家に拾われ、背中全面にタトゥーを施される。つまり人でありながら美術品として、ベルギーの美術館に展示されることに。
背に腹は変えられぬ、の言葉どおり
のストーリー。背中の絵柄がvisa(査証)の文書柄というアイロニー。
それにしても、邦題のキャッチィーさ加減に脱帽。
無職オヤジの穀潰しby myselfであるので、自炊生活中心、カフェなどは入れない。映画だけは観させてください。