職場映画部初の朝活でした。
所沢ミューズ マーキーホールにて。
武蔵野美術大学の関野吉晴教授のゼミでは、カレーライス作りを通して、食の背景にある地球上すべての命のあり様を知ることを実践している。
米作り、野菜栽培、海水から塩を、
そして家畜を飼育して、その生命をいただく経験。陶の器も竹スプーンも自力で制作。
上記の作業を9ヶ月をかけて実践するわけだが、大学内での禁止事項も含まれるので、卒業単位になろう筈もなく。
上映後、トークイベントがあり、ドキュメンタリーに登場した学生たちの現在、の紹介があった。
さすが美大であるから、一般企業勤務はほとんどいない。
有機栽培を是とした畑のリーダー学生は、化学肥料導入の推進派であったが、卒業後は陶芸家を目指したが現在は農業支援の仕事に就いたとのこと。見事、農にハマったこと、それを聞き個人的にはホッとしました。
作品中の学生たちの様子はもちろん、僕の娘の美大生時代と重なって、時々胸が熱くなり。