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「財政出動と金融緩和が必要」 ノーベル賞学者クルーグマン

2012年05月02日 11時35分08秒 | Weblog

「財政出動と金融緩和が必要」 ノーベル賞学者クルーグマン

 

元動画にもありましたが、クルーグマン氏の論旨は三橋氏や中野氏、藤井先生と一緒ですね。

この動画を「公共投資をしても金は一般には回らない」と言い切った橋下氏に見ていただきたいものです。

いやもー、本当に橋下氏にはもうちょっと「お勉強」していただきたいものですね。

高校時代、日本史の授業で高橋是清、世界史の授業でニューディール政策ってのを習ってるはずなんですけど。

大学受験は公民だったのかしら? いずれにせよ、橋下氏のようなタイプの人は教養を非効率と切って捨てるところがあるような気がします。

だがしかし、ある意味、非効率の最たるものが行政なので(一般道の整備とか、企業は「儲からないからやらない」わけで、そういう意味では儲けがない=非効率ってことですね)、

彼が行政の長を長期間務めるのは、非常に危険なことかと思います。

 

 

とはいえ、効率主義なわりに、橋下氏が大阪府知事だった昨年、大阪府のGDPが、ガタ落ちしてんだよね。

(普通に考えれば、東日本大震災を受けて、製造業が西にシフト=特需があるからGDPあがるのよ)

理由は、大衆受けパフォーマンスで「原発反対!」とぶちかまし、製造業が大阪から逃げたから、なんですけど。

大阪府から製造業が逃げた……ってことは、来年度の税収が減って、大阪府管轄下の市町村の行政サービス低下ってのが、単純に導かれる結果ですけど。

利己主義に走ると、結果、損をする。損して得取れってのは、ある意味真理だな、と思います。

 

なんだかなあ、と思う次第。

いや、マジで橋下氏には、大教組と市役所のお掃除だけやって、とっととやめるのが、最適行動だと思うんですけどね。

(私はもったいない精神が発達しているので、どうせ市長になったんだから、どうやったら、彼が一番生かせるかを考えたんですけど、これ以外に何も思いつかなかった)