英語を楽しく学ぶために

2007-02-14 10:19:16 | Weblog
英語を楽しく学ぶために
平成19年2月14日 水曜日
通訳案内士・岡村寛三郎

京都大学卒業後に、更に大阪大学の医学部を卒業して、泌尿器科の医師として、また通訳案内士としても、全国にその名を知られた竹山政美先生の「語学の学習には、時間がかかるのです。」という言葉の意味をじっくりと考えてみましょう。
誰よりも、その際立つ知的優秀さが偲ばれる竹山先生ですら、そう言っておられるのです。
ましてや、我々凡人において、外国語を究めるなどということは不可能ですし、少しでもそれを学び身に着けるとなると、数年・数千時間どころか、万を数える膨大な時間数をかけなければならないのです。
しかし、このことを逆に言えば、凡人でも、辛抱強く時間数さえかければ、ある程度の語学力を身につけられるということになるのです。
ただ、その辛抱強い学習姿勢を続けるためには、語学の学習そのものが、楽しくなければなりません。
「学ぶ楽しさ」は、知らなかった事、分からなかったこと、聞き取れなかったこと、口に出していえなかったこと・・・などが、少しづつでも明らかになり始め、理解でき始め、発見の喜びを味わい、外国人との間でのコミュニケーションが取れ始めることなどにより、
現実的な体験となり、喜びとなり、励みとなっていく過程において生まれてきます。
とりわけ、英語の学習は、人類の貴重な歴史と文化を形作ってきた西洋文明の発見に繋がり、東洋人である我々の日々の生活上にも、極めて大きな意味と価値をもたらし、我々の活躍の舞台を一層大きなものにしてくれる効用があります。
ぜひとも、皆さんも、英語を楽しく学ぶ姿勢を身に着けてください。
英語学習を通して、皆さんが、未来に向かって、また世界という大きな舞台に立って活躍していかれることを、心よりお祈りいたします。