秘境の駅シリーズです…大井川鉄道井川線・尾盛駅・・・今までもこのブログで大井川鉄道に関しては神尾駅や井川線を介させて頂きましたが、今回はピンポイントで秘境駅の多い井川線でも屈指の秘境度を誇る尾盛駅です。一月の中旬に何時もの思い付きで行ってきました。何もなさ過ぎて写真の対象もなく判り辛い記事ですがご容赦ください。
尾盛駅は当然・・・無人駅です!駅票の裏の建物は保線用の詰所になっています。他には廃屋が二棟・・・それ以外は何もありません!以前に紹介させて頂いた飯田線田本駅を上回る秘境度です!!!!!!この駅の先には鉄道鉄橋では日本一の高さを誇る『関の沢鉄橋』もあり井川線は鉄橋を渡る時は徐行運転します。
尾盛駅の全景です…秘境駅にしては広々していますが。ひと気はまったくありません・・・・この駅の秘境たる由縁ですが尾盛駅には井川線以外のアプローチがありません?飯田線田本駅は車で行けない(車道がない)駅として有名で登山道のような細い獣道一本しかありませんが、尾盛駅は車道はおろか獣道さえないのです。なので最終の午後二時代の終電?に乗り遅れると線路を一時間ほど歩かないと民家のあるには出られません。
尾盛駅は大井川水系に数あるダムや発電所の建設時にそのための資材運搬のための施設や飯場などがあり…労働者や資材の輸送を担った経緯があり建設が終了した後も駅としての機能を残したそうです。左画像は廃屋になった飯場・右画像は廃屋の近くに何故か?大量の一升瓶の破片が・・・・あちらこちらに建設当時の遺構が残っています。
あまり雪は降らないのですが、一度降ると低温のため春まで残雪として残ってしまうそうです。尾盛駅より上り千頭方面・・・
この列車に乗ってきました・・尾盛駅の乗降客は秘境駅ブームに乗って最近は増えたそうですが、それでも年間・100名に満たないそうです…平均すると三日に一人!この列車も45人定員の三両編成・・乗っていたのは私一人!!!!!!!
尾盛駅構内です・・・・・こんな秘境駅にはお約束の雑記帳がありました…大阪・横浜・埼玉・広島など秘境駅マニアが遠方より来訪していました…凄い!
尾盛駅の背後は急峻な山!この場所は駅を省けば完全な自然界・・駅に降り立つと猿の親子が!!!私の姿を確認すると直後に視界から消えましたが彼等からすれば私は招かざる客という事ですね!熊が出ても不思議ではありません・・・
枕木を並べて砂利を敷いただけの簡易なプラットホーム・・向こう側のコンクリート製のホームはダム建設時の遺構・・・
帰りの車中より車窓を撮影・・・下りで乗車した列車は貸切でしたが帰りは5名の乗客がありました…小さなカーブを車輪とレールを軋ませながら進みます。今回は時間の都合で一区間のみの乗車でしたが短い時間で乗務員の方は私一人のために丁重なガイドをして頂きました・・とくに正月休み明けは…井川線が閑散時期らしく
片道100分の運行で・・一名の乗客も無いまま往復する事も珍しくないそうです。
尾盛駅・・・・・降り立つと 人の気配はなく何十年も前の朽ち果てた遺構と風の音しか聴こえません。そして私は年間100名に満たない尾盛駅の乗降客の一人となりました・・・・・
この「尾盛駅」はきっと「秘境駅」ダントツ一位ではないかと思います・・・と言っても他にもあるのかもしれませんが・・いや、ないでしょう
午後2時が最終
年間100名に満たない乗降客
45定員3両中一人
片道100分で、乗客なしでも往復する
の井川線です。
道がないと言うことはこの駅に降り立つのは「マニア」だけということなのですよね。
ところで、一升瓶の写真の影はいいだせんこうさん
この駅の存在意義を問う記事もありますが、赤字地方私鉄故に…年間100名でも起点になる金谷駅からは往復で¥5.000!一部の秘境・鉄道マニアが利用するのみですが¥500.000の売り上げは無視できないんでしょうね!それにしても この大井川鉄道の営業努力には頭が下がります・・・また乗務員・駅職員の対応も大変に丁寧に接して頂き好感がもてます・・頑張れ大鉄・・・・
一升瓶写真の影は・・・紛れもなく私本人ですよ。
接粗峡温泉から尾盛迄 歩いて行きました。
小幌も歩いて行けますが、おもりの方が 難易度が メッチヤ高いですねっ・・・でも 楽しかったです。
「単独行動で・・・当然 線路歩きは有りません・・・好き勝手に歩きました」
秘境ブログの秘境記事までお越し頂き有難うございます。
接阻峡温泉から尾盛駅まで歩かれたとは!!
距離はさほどでもありませんが
線路を歩かないとなると
獣道さえない道程・・難儀された事でしょう
私は往復 井川線を利用しましたが
徒歩で行かれた事を聞きますと
私もチャレンジしてみたいと思ってしまいます。
できればシェルパ初心者さまのURLを貼って頂ければ
私も訪問出来ますので 宜しくお願いします。
返信有り難う御座いました。
私のブログは、たいした事は カキコしていませんのブログなので・・・・・汗。
バイクが好きで、色々と走っていますのブログなんです。
では紹介いたします・・どうぞ笑って下さい、その方が 私としては、嬉しいです・・・はい。
クマ食害の不安全駅に化している。
大井川鉄道の最大の汚点と思う。
興味本位の下車客がクマの食害で
被害を受けたら大変だ!申し訳たたんやろ。
大規模なクマ猟が必要だ。
接岨峡でクマ鍋にして食べてしまおう。
クマが獲れたら呼んでおくれ。
尾盛駅を、通常訪問できる安全な駅に戻せ。
クマ食害 不安全駅 尾盛。
何とかしたまえ。クマはどこだえ?
尾盛駅には昨年の4月に訪問しました。
この駅でおりたのは自分だけでしたが
車掌さんは丁寧に対応して頂けました。
列車が過ぎるととても静かで、1人で駅を
独占し、堪能していました^^
駅の倉庫にいってみると動物の骨があり
ドキッとしました^^;