日々好日

さて今日のニュースは

絶望視の高速道路無料化

2013-05-19 08:43:54 | Weblog
国交省は、大規模改修等の老朽化対策費確保のため、高速道路の2050年からの
無料化を先送りする方針を固めた模様。

一応10年等有料期間延長で対処する方針ですが、大半が高度成長期に建設された
為、高速道路の老朽化はすすみ改修費増大が予測されるので将来的には有料制度の
恒久化も視野に入れる方針とか。

これで民主党政権時代に、国民に高速道路無料化の期待を抱かせた希望は敢えなく
水泡に消える事となりそうだ。

ドイツのアウトバーン並みに何処まで走っても無料と云う訳には行かない様だ。

現在高速道路は、小泉政権時代構造改革の一貫として借金まみれの道路4公団を
民営化し、東・中・西日本と、首都・阪神・本州四国連絡の高速6社に分けた。

そして国交省所管の独立行政法人が借金37兆円と高速道路を頂いた。

高速6社は施設を借りた状態で借金を日本高速道路保有・債務返済機構に支払って
居ます。

6社が支払う金額は年間2兆円で11年度末でまだ30兆円の借金が残って居る。

当初計画では15年間で借金を全て払い高速道路は無料となる筈でした。

処がご存じ民主党時代一部高速無料化を行った事。橋やトンネル等の管理費が予想
以上に嵩んだ事。財政事情は好転しないままに改修費等の目途が立たない事等々で

どうやら高速道路無料化は夢と消えてしまった様ですね。
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