岸田首相は新型コロナウイルスの感染症法上の分類を5月から
季節性インフレエンザ同等の5類に引き下げると表明した。
現在コロナ感染第8波の中での5類移行は何故だろう。
因みに感染法では1類はエボラ・ペスト・2類は結核SARSコロナ
3類がコレラ腸チブス・4類は黄熱狂犬病で5類は季節性インフレ
ンザとなって居ます。
まず考えられるのはコロナ対策費100兆円を防衛財源に回すため
とも考えられます。
第2に国民が長引くコロナ禍に飽いて来て早く平常の社会生活
に戻りたい、経済活性化を願いたいと言う国民の要望に応える
ためとの考えられます。
コロナウイルス5類移行で医療費公費負担が段階的縮小される。
検査診療の発熱外来は一般の医療機関へとなる。
外国人訪日の水際対策は原則出来なくなる。
コロナ感染者の7日間の待機・濃厚接触者の5日間の待機はなくなる
感染拡大しても緊急事態宣言が出来なくなる
今後マスク着用は原則不要となる。
何よりも感染状況の把握や発表が原則出来なくなる事が痛い。
現にこれと同じような中国のコロナゼロ対策の転換で引き起こされた
中国の現状を見れば先行きが思いやられます。
果たして見切り発車でコロナウイルスの5類移行が正しい判断か?
最悪の場合は医療逼迫で爆発的感染拡大に繋がらないか懸念される。