警察庁は75歳以上の運転手の免許更新時認知機能検査で第1類と判定された免許保有者は
医師の診断を義務つけした道路の交通法改正後の1年間の、運用状況を発表しました。
昨年1年間免許証更新時認知機能検査を受けた75歳以上の免許保有者は210万5千名。
その内5万75千名が第1分類と判定されたそうです。
自主返納をした人を除き医師の診断を受けた人1万6470名。診断後免許取消・免停等の
行政処分を受けた人1892名・他に1515名が行政処分の手続の中との事。
昨年度比で約3倍の増とか。
17年時点で75歳以上の免許証保有者は540万人で、今後増え22年度には663万人
と推計出来るとか。
医者の診断で1万3063名は免許証継続が認められたが、このうち9563名は認知機能
低下が認められるとか。
第1分類と判定され免許証返納したのは1万6115名で、4517名は更新手続せず失効。
茅ケ崎市で起きた90歳の高齢女性が起こした死亡交通事故は家族の反対を押し切って今回
が更新最後と約束して更新した矢先の事故でした。
高齢者の免許証返納には色々問題がある様だ。
免許証返納と同時に足をなくす高齢者、免許証返納迫る家族との諍い。
それと同時に免許証返納手続きしようとしても手続が面倒で止めてしまう人も居るとか。