米国は新年度予算案を巡り与党の民主党と野党の共和党との間で衝突が起きて
現在予算の執行が出来ず、米国政府機関一部閉鎖所謂シャットダウンとなって
今週で2週目を迎えました。
米国の民主党新年度予算に対し、共和党は医療保険制度改革所謂オバマケアの
一部改正を盛り込んだ暫定予算を提出しました。
処が此がつい先達てまで日本で起きて居た「ネジレ国会」で民主党多数の上院
では可決されたが、共和党の多い共和党では否決されました。
共和党は医療保険制度改革で、個人の医療保険制度加入義務1年延期させて
予算削減の暫定予算案を提出しました。
当然下院は可決、上院は否決で法案は成立せず新しい予算の執行が出来なく
なって公務員の給与も払えないし、政府の一部機関の維持も困難となって閉鎖
職員は自宅待機と云う異常事態になった。
米国議会上院・下院は対等な立場ですのでネジレ国会ではこう云う事が起きます。
この政府機関一時閉鎖は過去にも17回あって今回は18年振りシャットダウン。
日本では考えられない事です。
現在野党の共和党は協議を提案して居るが、オバマ大統領が拒否して居ると言って
居ます。
一方オバマ大統領は共和党の云う暫定予算を認める以外は解決の道なしとしての
協議には応じられないとお互いが意地を張って極めて危険なチキンレースを繰り
返しています。
傍観者にとっては何と馬鹿な愚かな事と思われるが、民主党も共和党も引くに
引けない立場に立っての攻防です。
処で米国はもう一つ厄介な問題を抱えています。
其れは日本と同じ様に歳出の増加で不足分は国債発行に頼らざるを得ません。
米国は債務の上限を議会の承認を得ないと出来ないシステムになっているとか。
日本も民主党時代までは不足する債務の対する国債発行は議会の議決がなければ
発行出来ませんでしたね。
そこで国債発行が出来ず新予算の執行が出来ず国政に大きな支障が起きた経緯
があります。
今まで反対に回って居た自民党が此を国債発行はイチイチ議会の議決なしで発行
出来る様に改めお陰で今年度予算からは国債発行の苦労はなくなって居ます。
米国の場合現在債務上限が16兆4000億ドル日本円で約160兆円余となって
居るそうです。
此が今年末12月31日で950億ドル日本円で約10兆円位しか残ってないので
そうなると米国の債務不履行デフォルトが発生する事になります。
米国のデフォルトは欧州の國のデフォルトとケタが違い、まかり間違えると世界経済
が吹っ飛ぶ位のインパクトが予想されます。
そのリミットは10月17日だと云われて居ますが、事実は10月31日まではどう
にか持てそうとの事です。
もし米国がデフォルトと言う事になれば米国国債の暴落、株価下落等々影響は大きい
と云わねばならぬ。
特に米国国債を沢山保有して居る、中国と日本の影響は計り知れないものがあります。
そうなると安倍政権が推進するアベノミクスも吹っ飛び消費税増税処ではなくなる。
折角復活してきた日本経済も根底から崩れ落ちる可能性すらあります。
ただこの米国の債務上限絡みのデフォルト騒ぎは今まで70回もあって年中行事と
見て居る向きもあるとか。
これは危機意識を煽って大きく儲け様とするヘッジフアンドの陰謀で米国議会を
抱き込んだ茶番劇と見る向きもあるとか。
しかし本当に危険なゲームとも云えますね。
あとは米国議会の良識に頼る他に手はないようにも思えてならぬ。
残念ながら、日本経済を含めて世界経済の将来を米国議会が握って居ると云っても
過言ではないのでは。
現在予算の執行が出来ず、米国政府機関一部閉鎖所謂シャットダウンとなって
今週で2週目を迎えました。
米国の民主党新年度予算に対し、共和党は医療保険制度改革所謂オバマケアの
一部改正を盛り込んだ暫定予算を提出しました。
処が此がつい先達てまで日本で起きて居た「ネジレ国会」で民主党多数の上院
では可決されたが、共和党の多い共和党では否決されました。
共和党は医療保険制度改革で、個人の医療保険制度加入義務1年延期させて
予算削減の暫定予算案を提出しました。
当然下院は可決、上院は否決で法案は成立せず新しい予算の執行が出来なく
なって公務員の給与も払えないし、政府の一部機関の維持も困難となって閉鎖
職員は自宅待機と云う異常事態になった。
米国議会上院・下院は対等な立場ですのでネジレ国会ではこう云う事が起きます。
この政府機関一時閉鎖は過去にも17回あって今回は18年振りシャットダウン。
日本では考えられない事です。
現在野党の共和党は協議を提案して居るが、オバマ大統領が拒否して居ると言って
居ます。
一方オバマ大統領は共和党の云う暫定予算を認める以外は解決の道なしとしての
協議には応じられないとお互いが意地を張って極めて危険なチキンレースを繰り
返しています。
傍観者にとっては何と馬鹿な愚かな事と思われるが、民主党も共和党も引くに
引けない立場に立っての攻防です。
処で米国はもう一つ厄介な問題を抱えています。
其れは日本と同じ様に歳出の増加で不足分は国債発行に頼らざるを得ません。
米国は債務の上限を議会の承認を得ないと出来ないシステムになっているとか。
日本も民主党時代までは不足する債務の対する国債発行は議会の議決がなければ
発行出来ませんでしたね。
そこで国債発行が出来ず新予算の執行が出来ず国政に大きな支障が起きた経緯
があります。
今まで反対に回って居た自民党が此を国債発行はイチイチ議会の議決なしで発行
出来る様に改めお陰で今年度予算からは国債発行の苦労はなくなって居ます。
米国の場合現在債務上限が16兆4000億ドル日本円で約160兆円余となって
居るそうです。
此が今年末12月31日で950億ドル日本円で約10兆円位しか残ってないので
そうなると米国の債務不履行デフォルトが発生する事になります。
米国のデフォルトは欧州の國のデフォルトとケタが違い、まかり間違えると世界経済
が吹っ飛ぶ位のインパクトが予想されます。
そのリミットは10月17日だと云われて居ますが、事実は10月31日まではどう
にか持てそうとの事です。
もし米国がデフォルトと言う事になれば米国国債の暴落、株価下落等々影響は大きい
と云わねばならぬ。
特に米国国債を沢山保有して居る、中国と日本の影響は計り知れないものがあります。
そうなると安倍政権が推進するアベノミクスも吹っ飛び消費税増税処ではなくなる。
折角復活してきた日本経済も根底から崩れ落ちる可能性すらあります。
ただこの米国の債務上限絡みのデフォルト騒ぎは今まで70回もあって年中行事と
見て居る向きもあるとか。
これは危機意識を煽って大きく儲け様とするヘッジフアンドの陰謀で米国議会を
抱き込んだ茶番劇と見る向きもあるとか。
しかし本当に危険なゲームとも云えますね。
あとは米国議会の良識に頼る他に手はないようにも思えてならぬ。
残念ながら、日本経済を含めて世界経済の将来を米国議会が握って居ると云っても
過言ではないのでは。