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日々好日

さて今日のニュースは

日中対立日本人は甘く見て居ると丹羽大使警告

2012-10-21 09:21:13 | Weblog
尖閣諸島国有化問題で発生した日中対立は、中国国内で反日テロとさえ云える暴動
騒ぎになり、今も日本人とみると暴行を加える中国人が居ると言われて居ます。

一説には中国の国策として、若者達を煽動して国際世論に訴えようとしたと言われて
居ますが、今まで見向きもしなかった尖閣諸島をこの様に問題化するのか日本人には
理解出来ない事です。

今回一時帰国した丹羽在中国大使が母校の名古屋大の講演で、今まで中国と築き上げた
40年の努力が水泡に帰し、最悪の場合は修復に40年以上の歳月が必要となる可能性
が高く大変危険な関係になって居る。

問題の深刻さを日本政府や国民が感じてないと言う事を強調したと言う。

しかしこの問題は単に尖閣諸島の問題でなく大きく中国と日本、また米国の防衛問題
にも関係する大きな問題です。

中国は大平洋や東南アジアへ自由に海上を使い行き来きする必要性が出てきました。
そのため航空母艦等も備えて来ましたが、一番目障りになるのが尖閣諸島等各地に
ある小さな島です。

そのため日本やフィリツピン・ベトナムと島を巡って領有権問題で揉めています。

この島一つでその国の領海や海中資源の発掘に大きく関わり、国益が違って来ます。

中国はもう過去この島が何処の國だったかは問題ではなく、ただこの島を手に入れる
事だけに集中しています。

ただここで問題はアメリカの出かたです。

日米同盟があって何処まで米国が関与し来るか中国も内心不安です。

幸い現在の米国民主党は、中国政府に友好的で日本より中国を選ぶ傾向にあります。
しかし是も限度があるので、現在漁船の不法侵入や中国国民の煽動で日本政府に
圧力をかけて居ます。

先日中国艦隊7隻が尖閣諸島領域に侵入したり、沖縄本島近辺まで近づいて挑発
行為に出て居るのも同じ様な小手調べの様子見です。

中国と事を構えたくない米国は尖閣諸島問題で日中対立の沈静化を図るため知日派
と言われるアミテージ元国務副官をを中心に訪問団を近く日中へ非公式訪問させる
意向らしい。

しかし此処で中国に米国が肩入れすれば日本が反発するだろうし、また米国の防衛
体制にも大変大きな影響が出て来る事は明白です。

中国を封じ込めるには、どうしても尖閣諸島は大きな意味を持つ事を米国は知るべき
だと思います。

現在日中関係悪化で経済面でもお互いに損をしています。

日本としては13億の人口を持つ中国は日本の経済発展には欠かせない市場と見たが
是では別の選択をせざるを得ません。

又お互いに輸入輸出で是まで助け合って来た仲でしたが、今回の紛争で最悪の状況
になりつつあって、誰も得をしない構図となっています。

丹波大使は日本国民や政府が危機感がない事を強調して居ますがこれは中国政府や
中国国民も同じだと思います。

日本国旗を掲げた日本の大使館の車を襲って日の丸の旗を奪う国民を許す国家とは
対等につきあえないと言う日本国民の意気を感じて欲しいものだ。

又日本と今尖閣諸島問題で揉めて居るから大切なIMF等の国際会議には責任者は
送れないとする丸で子供の様な幼稚な国が世界の大国と豪語する國とはね。

何れにしても日中関係改善はお互いの為にも早期解決が望ましいですね。