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日々好日

さて今日のニュースは

やっと動き出したか復興予算の目的外流用検証

2012-10-07 09:03:57 | Weblog
史上最大の災害として東日本大災害は國を挙げて復興にとりかかる筈でした。

そのため所得税引き上げとか公務員等の給与削減等ありとあらゆる所からかき集め
政府は災害復興予算17兆円を組みました。

処が肝心の被災地には復興費が廻されず飛んでも無い所に流用されて居る事が判明。

例えば被災地と何等関係ない沖縄国道整備費とか反捕鯨団体シー・シェパード対策費
とか国立競技場修理費・刑務所職業訓練費・防衛省浴場建て替え費・操縦士訓練教育費
果ては公安調査庁のテロ対策費その他被災地復興と何等関係ない様なものに流用されて
居る模様です。

その額ざっと2兆円余りです。

消費税1%アップする額とほぼ同じと言うからオドロキです。

これは復興予算を各省庁が、省益・権益拡大のため分捕り合戦を行い獲得したが、さて
その使い道となるとハタと困ります。

例えば水産庁は捕鯨基地のある石巻にはクジラ対策のため反捕鯨妨害対策は不可欠と
無理矢理こじつけて復興予算を流用したのではないかと推定されます。
それにしても23億円余とは随分思い切った流用ですね。

沖縄国道整備も津波対策の一環とは少し無理があるのでは?

被災地以外の税務署の耐震改修費12億円。防衛省浴場の建て替え費等何処を押せば
被災地復興の名目が立つのでしょうか?

税務署は國の税金を集める大切な所ですからこの際耐震改修に使わせて貰うと言う
事になるのでしょうか?

防衛省もあれだけ被災地復興に尽力したので防衛省の浴場の一つや二つの建て替え
費用はご褒美として当然の事等と言う考えがまさかあったのではないでしょうね。

この問題がマスコミに取り上げられやっと注目されだした。

今回衆院決算行政監視委員会が東日本大震災とは関係ない事業に使われた2011年度
2012年度復興予算の検証作業に取り掛かったとの事。

国民は一刻も被災地復興が早からん事を願い出した復興費を官僚達が勝手に流用して居る
のは一種の国民を騙す詐欺行為に等しいのでは・・・

一方では仲々廻って来ない復興費を一日千秋の思いで待っている被災地の方々が居ます。

是非そのためにも、流用した各省庁に返納させる位の気概で国会はやって貰いたいものだ。

防衛省の2012年度復興特別会計分は1136億1000万円とか。

兎に角各省庁の官僚がソレイケドンドンで復興予算を分捕り、後は自分達の裁量で
どうにでも使い放題。理由は後で考えば良い事ですね。