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日々好日

さて今日のニュースは

今日三党首会談・野田首相解散に新たな提案か?

2012-10-19 07:47:30 | Weblog
ヤッサモッサの末、やっと野田首相・安倍自民党総裁・山口公明党代表の三党首
会談が今日夕方開催される様になった模様。

是に先立ち開催された三党幹事長会談で、輿石民主党幹事長は、野田首相が衆院
の解散時期について、党首会談で新たな提案をする見通しを示しました。

年内解散が、不可決条件とする自民公明に対し、出来るだけ解散は先送りしたい
民主党政権・与党との妥協点は仲々難しそうです。

公債特例法等国民の暮らしに直結する重要法案を人質に、解散総選挙を迫る自民
公明ですが、やりすぎると国民の反目を浴びるのでやりにくい点もありそう。

輿石民主党幹事長は自民党等に解散の三条件を示しこの三条件が揃えば解散の
可能性がある事を匂わせました。

まず公債特例法案の成立。
1票の格差是正の衆院選挙制度改革関連法案の成立。
社会保障改革を議論する国民会議早期設置。

だが自公民が願うのは解散の可能性でなく具体的解散時期の明示です。

安倍自民党総裁は年内衆院投開票が行われるとの認識で具体的提案を強調。

具体的提案があれば、公債特例法案・国民会議早期創設には理解を示す意向を
すでに自公民は表明しています。

問題は1票の格差是正の衆院選挙制度改革です。
下手な妥協は自分の党を潰しかねないなので、各党とも党利党略が優先される。

輿石幹事長の1票の格差にからみ国民に信を問う段階まできていないという主張
も判らないではない。
格差是正には公選法等法改正手続き・国民への周知に2~3ケ月は必要でとされる
がこれを年内に行う事は不可能に近い。

しかし自民党にとってみれば、公職法改正等は自分達が天下取ってから自分達に
有利な改革をしたいのだから民主党の言い訳としか映らない。

この鬩ぎ合いが今日の三党首会談でどう言う結論になるか?

なお、すっかり蚊帳の外に閉め出されていた中小七野党も遅ればせながら、臨時国会
早期召集と速やかな衆院解散・総選挙を民主党に申し入れたそうです。