日々好日

さて今日のニュースは

在沖縄米海兵隊グアム移転問題岩国に飛び火か?

2012-02-07 09:18:18 | Weblog
日米で合意されて居た、在沖縄海兵隊1万8千人の内8千名と家族9千名のグアム移転について
遅々として進まない基地移転にしびれを切らし米政府が在日米軍再編の見直しを申し出て来た。

其れによると米政府はグアム島以外のハワイ島等分散移転を明らかにした。

是は米軍の作戦戦略の一端で一点集中を回避するものと解釈されていました。

処が今回米政府はグアム以外に移転予定の3300名のうち1500名前後を山口県岩国の米軍基地
に移転常駐させる事を日本政府に打診してきた模様です。

現在岩国基地は膨大な国費をつぎ込んで干潟の海岸を埋め立て基地拡張を行い2400メートルの
新滑走路を建設して運用が始まって居ます。

その間政府は米軍再編協力の補助金を巧く使い岩国市を操り工事を完成させた経緯があります。

此処には既に海兵隊戦闘機FA18が50機駐留し、今後在日米軍再編で米軍厚木基地から航空艦載機
等が移駐して来る予定になって居ます。

そこにまた降って湧いた様な今回の話し岩国市にとっては大変迷惑な話です。

岩国米軍基地ではかって大問題になった米軍兵士による婦女子暴行事件も起きて居ます。

これが今回移設が決まると極東でも有数の米軍基地拠点になり風紀の面からも大変危惧されます。

米政府は8000名全てをグアムやハワイ・フイリピンに振り分ける予定であったはずが何故一部を
日本に振り当てるのかどうもそこの処が納得出来ません。

8000名移設した後1万人の海兵隊は沖縄に固定化との米政府高官談話も聞こえて来ています。
是では沖縄の負担軽減には余りならないのではないか?

そして今度は新たに岩国基地へのタライ回しと云う事態が発生となるのでは?

是もみな日本政府の弱腰から生まれたもので、これは今までの自民党政権のツケを今払わさて居ると
見るが至当かもしれませんね。

日本が何時までも「おもいやり予算」と云う屈辱的予算を組む様では何時まで経っても改善出来ない
のではないでしょうか?