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公的年金の運用

2007-12-06 08:39:55 | Weblog
2006年度末で運用資産114・5兆円余りある公的年金の運用は、我々年金受給者にとっては関心の的です。
2003年頃は景気の底でその時は年金運用累積赤字が6兆円を記録しどうなるかと危ぶまれたが、景気の回復に伴い2年後には見事赤字を帳消しにしたと云う。
そして昨年末累積黒字は10兆円を超えたと言う。
昨年度黒字の内訳は外国株式1兆8804億円。外国債券8002億円で外国への
投資が7割を超えて居ると言う。それに比べ国内株式の黒字は8889億円だった
と言う。如何に海外投資に依存しているか判る。
ところが今年は例の米国低所得者向けのサブプライムローンショツクで世界中が 騒然となっています。
当然年金運用にも影響が出て、7月~9月運用で1兆6328億円の赤字が出たとか。折角の前期の黒字を相殺する様になったとか。
直接サブプライムローン関連商品には手を出してないと言うが、米経済の
先行き懸念と相まって金融市場はお先真っ暗とか。
聞くところによると、サブプライムローンで損害を被った膨大な世界の年金運用資金が利益を求めオイルマネーとして流れ込み、今日の原油高騰の元凶の一つともなった、と言われているとか。年金の維持も大切だが、原油高はご勘弁願いたいものです。
何れにしても今後の推移を見守りたい。

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