日本火災学会が調査したところ 東日本大震災とその余震で起きた火災の3割が電気が原因
の 「電気火災」 だったそうです。
1995年の阪神大震災においても 3年後の自治省消防庁の調査結果により発火原因の5割位
が電気火災と分かり注目を集めたそうです。
対策案として 「感震ブレーカー」の開発が進んだそうですが 行政によるアピール不足で
現在でも感震ブレーカーの設置率は低いそうです。
我が家でも 「感震ブレーカー」 なるものは付いていませんし 取り付けたほうが良い
との情報も見かけませんでした。
昔は地震になったら 「まずガスの火を止め 続いて元栓を止める。続いてドアが開かなく
ならないようにドアを開けて避難路を確保する。」 と言われました。
電気についてはブレーカーを下げておくべきでしょうが特別助言は無かったように思います。
今はガス栓は改良され 一定の震度以上になると自動的に閉められるそうで心配すること
無く避難行動に入れます。
ガス栓の改良については特に詳細説明・費用請求されるでもなく 何となく新しいシステム
に変わっていったような気がします。
電気についても感震ブレーカーがいつの間にか付いている状態が好ましく 請求する電気代に
広く 浅く滑り込ませる工夫政策が必要であったと思います。
太陽光発電みたいに華々しく目立つ事業はアピールしまくるのに いつ起きるか予想できない
地味な大地震対策は後回しにされ続けます。
今回 新聞一面記事では内閣府の指導の下 「感震ブレーカー」の普及策が検討されるようです。
国策で動くなら 感震ブレーカーの製造メーカー・潤う銘柄が気になってきます。
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