十和田湖周辺をゆっくり観光したため 東北自動車道で埼玉まで一気に
走り抜ける気力がなくなり 花巻温泉で宿泊することにしました。
娘がスマホで宿探しをして 「キャンセルが有り受け入れOK」 との
中嶋旅館にたどり着きました。
中嶋旅館の電話番をナビに入力して 初めての花巻温泉へ向かいました。
花巻ICで下りて ナビのご指示のまま薄暗くなり始めた道を進みました。
花巻温泉の大きなホテルの横を通り抜け 山の奥へナビが誘導します。
走り出してから約20分 突然トンネルが有り トンネルを抜けると寂れた
雰囲気の旅館群が道の両側につながります。
しばらく進んで中嶋旅館発見! 「これは失敗かな?」 との思いが・・・・。
静かすぎる周辺環境 今時玄関に提灯? ・・・・・どこかで見た様な建物。
トンネルを抜けると薄暗い違和感のある建物群・・・千と千尋の神隠し・・・
そんな思いが浮かんできました。
幸い玄関で迎えてくれたのは普通の仲居さんで安心しました。
宿泊したのは 「宝来の間」 で築90年の年季を感じる部屋でした。
(写真をクリックすれば拡大してよく見える)
仲居さんの話では 木造4階建の宮大工建築様式で珍しい存在だそうです。
お風呂も岩盤をくり抜いた天然の岩風呂 一番深いところは水深90㎝
90年前の新築時は お金持ちしか泊まれない旅館だったように思えます。
翌朝見た建物外観
インターネットで偶然珍しい旅館に泊まることが出来ました。