絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年10月20日(日)絵本ゆっくり・飯野和好先生の授業内容

2019-10-20 20:20:56 | 絵本ゆっくり塾
本日の飯野先生の授業は、3時間の授業です。
前半はご自身の絵本の紹介、後半は生徒さんの作品講評を行いました。



カンカラ三味線を鳴らしながら登場した飯野さん。みなさんの顔を見渡してご挨拶。



生まれも育ちもちがう皆さんだから、それぞれにちがう絵本ができるはずですね、と。
飯野さんは秩父のご出身。まるで絵本に出てくるような村のなかで育ったこと、
子どもの頃に体験したことが今の制作に活かされているそうです。



腐葉土の匂いが大好きなことからうまれた「ふようどのふよこちゃん」
ヨーロッパに影響された「わんぱくえほん」など。



その後、「くろずみ小太郎」を読みきかせ、
チャンバラが好きだったことからうまれた「ねぎぼうずのあさたろう」を読み聞かせてくださいました。



授業後半は、一人ずつ作品を講評してもらいました。



●はじめに思いついた案から練って練って。オチも幾通りも考えてみる。
「気の利いたオチ」があればまたはじめに戻って読みたくなる。
絵本は何度も繰り返し読みたくなるもの。
そのために日頃から、映画や落語などもみて参考にできるはず。
●ファンタジーのなかにもリアリズムを忘れないこと(自分でつっこみをいれる)。
子どもの目は厳しいので、すぐつっこまれますと。
●桃太郎など、すでに知っている物語もつっこんで、原書を調べたりすると新しい発見があります。



自分がわくわくすること、信じたものを絵本に反映させて制作してくださいと。
楽しい3時間になりました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2019年10月19日(土)イラス... | トップ | 2019年10月23日(水)絵本わ... »
最新の画像もっと見る