N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

人探しという名の個人的旅行 in 東京 日暮里周編

2010-07-08 14:35:26 | 旅行
電車の込み具合は上々で平日の昼と言うのにこの込みよう
もちろん座席は全席満席満漢全席で立っている人たちも
座っている人たちと同じぐらいの人数だ
つくづく都会だな、シャレにならないぐらい東京っている
東京駅から日暮里駅まで電車で6駅目、時間にして10分ちょいだ
景色を望むにしてもビル、ビル、ビル、少し憂鬱な気分になるのだが
こんだけビルが密集してたらさぞや空が狭いんだろうなーって思ったら
空が意外と見えることに俺は驚いていた
(・・・・ニューヨーク中心部よりはましか)

中学生1年の夏休みに子供外国旅行ツアーみたいなのがあった
それになんで行ったのかは経緯は覚えてないが
俺の友達と2人でそれに行こうという話しになって
子供ツアーというのは親の参加は一切無しで
ツアーの大人の人たちが数名とあと10名ほどの中学1年~中学3年生
がアメリカに10日ほど滞在する
名古屋から参加するのは俺と友達の男の子2名
あとは女の子が5人、これは成田空港で合流(俺らは名古屋空港→成田空港→アメリカ)
日本国内を飛行機を使って移動するのはかなり耳がきつい
上がったと思ったら直ぐに下がるので耳が痛いのだ
そしてアメリカに着くと基本はバスで色々な場所に行く
主に東海岸の都市を中心として動き、ワシントンD.Cとニューヨークが基本だった
それとフロリダ州から双子の男の子が2人(もちろん日本人)が合流した
滞在する場所は森の中のキャンプ小屋みたいな場所で
すべてが木造、白いペンキが全面に塗りたくっていて
1階建ての小ぢんまりとした別荘みたいな感じの建物だ
2段ベットが5つぐらいある部屋とベットが2つある部屋が2つ
ほとんどドアが無いので部屋という感覚が無かったが
流石に男女は別々の部屋だったが、ドアが無いのでなんというか、かんというかだった
寝泊りは全部キャンプ場だったんだけど自分達で全部自炊して
水汲みにいったり、夜はみんなで寝転んで星を見たり、花火したり
一人1つなにか出し物をしなくちゃいけなくて
それをアメリカ人の人たちの前で披露しないといけなくなって
何しようか凄い迷ったりしたけど
すげー楽しかったなー
ハエがちょっといるのがあれだったけど
あの時に常時飲み物として作っていたレモネードが美味しかった記憶がある
男女問わず皆仲良くなって、とあるバスの中での俺の「鬼ころし」っていう言葉が
やけにうけてたのを覚えている、詳細は想像にお任せする

少し話しすぎたか、話を戻そう

十数分などあっという間で日暮里駅に到着
ドアが開いた瞬間、熱風が辺りに立ち込めた
(おーおー、夏ってるねえ、コンクリートジャングル様様で)
ドラゴンの溜息の様な熱風を受けつつ俺は改札口に向かう
とりあえずどっちに行けばいいのか分からないので
地図を取り出す、役立たずfatherの地図じゃなく事前にgoogleMAPで印刷してきた方だ
駅の形と東西南北が分かれば大体方向は分かる
ちょちょいと確認してあとはその方角に向かって歩くだけ
この駅は意外と大きく少しだけ内部構造が複雑だったが
何とか、ものすごい長い階段を下り外に出ることができた、エスカレーター20秒ほどの高さだ
外に出ると3差路4差路が当たり前の迷路で街路地もかなり細かく刻まれているので
この地図に写っている道路がどれで写っていない道路がどれか分かるのに暫く固まっていた
電車を降りた直後持っていた自信は、すぐさま崩壊していたのである
(方角はこれでいい、だがどの道がこれなんだ?)
googleMAPで印刷した地図で見ると凄い簡単で駅の目の前の3差路を斜めに行けばいいだけ
という単純なものなのだがこれまたどうしてその斜めの道が2本あった
しかも駅周辺の地図も探したのだが無かった
(しかたない、1/2に賭けるか)
2分ほど睨んでいたが俺の脳内で結論を出すことはできず
地図に載っている道路沿いのキーポイントを見逃さないように歩き始めた
(もうすぐ右手にセブンイレブンがあるはずだ)
歩き始めて5分ぐらい経って1つ目の目印が近づく
遠くからでは確認できない、看板は無いのだろうか
歩き続けているうちに疑惑心が少しずつ膨らみ始める
(ここまで来てセブンイレブンがないだと?)
更に次の十字路には図書館と書いてある
(無い、これは1/2をはずした)
今居る場所は1つずれた道だったようだ
しかし運よく今居る場所が何処か分かったため次の曲がり角を直角に左に曲がる
だが、少し雲行きが怪しくなってきた
ここは絶対通学路じゃないと確信できる
(どうしてここを選んだ、俺)
一人でこんな道を突き進むのはかなり気が引けるが
ここまで来て後戻りする方が余計に俺にはできなかったので、そのまま行ったのが間違いだった
少しうつむき加減で足早に通り過ぎようとすると男の人に声をかけられた
「こんにちは」
俺は足を止めようかどうか迷いながら無視するのもあんまりだと思い、足を止め顔を向けた
「2万円でどう?」
どう?とは、なにがどうなのか分からない
とにかく「すいません」と言って俺はまた同じ目線同じスピードでこの場を
一刻も早く、迅速かつ適切に退去することにした

狩猟民族の元を離れた俺はもう1度地図を確認するために開いていた
間違いない、この道路の曲がり具合を照らし合わせるとここ以外に考えれない
目的地まで残り3分以内でいける場所まで近づいていた

最新の画像もっと見る

コメントを投稿