散歩の途中に、庭でよく素振りをしているジイさんがいる。
自治会ゴルフメンバーの一員だ。
まぁ、この人、一言で言って「教え魔」!
いっしょにラウンドした時は最初から最後までず~っとレクシャーのし通しだった。
パットは後ろに立ってラインを読んでくれる。
超~おせっかいなキャディーさん&インストラクターみたいなものだ。
手取り足取りしつこく教えるものだから別の同伴者が心配して声をかけてくれた。
「いやぁ~ダイジョウブですよ。ワタクシは右の耳から左の耳ですから」
そう答えた。
ゴルフは教えられてどうこうなるものではない。
自分で工夫して努力して身につけるものだ。
それは分かっている。
そのジイさんが庭で素振りをしているのは有名な話だ。
姿はあまり見えないが、素振り特有のブンブンうなる音が聞こえるからだ。
ワタクシも最近、素振りをする回数が増えた。
ひざを使うスイングにいい感触を持ち始めたからだ。
そのうち、みんなの話題に上るかもしれない。