オリンピックも終わってみれば、それはそれでまた当分話題が続くことだろう。
今回の放送で印象強かった事は、選手が口々に”みんなのおかげ”を口にすることだと思う。
北島選手がまず口にしたし、女子レスリングや女子ソフトボールの上野選手などもほんとに謙虚にインタビューに答えていて、とても感激させられた。
その女子レスリングの試合が放送されて日本国中が興奮しているさなか、”NHK 教育テレビの福祉の時間”きらっと生きる”に≪パラリンピック≫に出場する選手が紹介されていた。
陸上女子( りくじょうじょし )・円盤投( えんばんなげ )の藤田真理子( ふじた まりこ )さんと、水泳女子( すいえいじょし )・平泳( ひらおよ )ぎの野村真波( のむら まなみ )さんの物語( ものがたり )です。
藤田さんは小児麻痺ですが、陸上競技で20年頑張って来ました。
でも癌が見つかり、化学療法と円盤投げの練習を両立させています。
このパラリンピックの練習期間は副作用の少ない治療を受けて練習しています。
野村さんは右手がありません。
19歳の時に看護師の勉強中にバイク事故で片手を失ったのです。
不屈の精神でリハビリを乗り切り機能重視の≪キャプテンクック≫見たいな義手をつけて看護師として働いています。
リハビリで始めた水泳でめきめきと実力を表して代表の座をかち得ました。
”カナヅチ”の私から見たら信じられないくらいのスピードで、きれいな平泳ぎで進んで行くのです。
「なんでそんなに頑張るの?」と心でつぶやきながら鼻の奥にツーンときます。
頂上を極めた選手たちにはこれからの身の降り方がまた話題になるでしょう。
生き方には”人それぞれ”がありますが、後悔しない道を選んでほしい物です。
今日の一枚は金沢市観光協会からメルマガについていた”秋の気配漂う兼六園”です