こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

行政刷新会議ワーキンググループ、始動。

2009年10月22日 21時53分30秒 | Weblog
本日は10:00~官邸にて鳩山総理大臣出席のもと、
行政刷新会議の副大臣、政務官、ワーキンググループの
メンバーとなった国会議員の会議が開催された。

行政刷新会議の当面の仕事のひとつは、各府省からの
平成22年度予算の概算要求に盛り込まれている
事業の見直し作業を行うことだ。
国で1年間に行われる事業の数は約3000事業と
いわれているが、その事業の中身や必要性をひとつひとつ
精査を行うには気が遠くなるほどの作業量を要する。
この実務を行うことになったのが、民主党国会議員で構成される
「ワーキンググループ」というわけだ。
昨日、政務3役のお一人からご連絡をいただき、
私もメンバーとして参加することになった。

国会議員が行政の仕事を兼務することが法律上認められて
いないこと、ワーキンググループのメンバーの身分や責任範囲、
政府及び与党内での位置づけ、国会活動や党務に支障をきたさないか
どうか、等々の疑問はあったが、政府の公式な機関の作業に
与党が協力するという位置づけであると理解し、お引き受けした。

前政権で行われてきた一律にシーリングで予算をカットする手法は
手っ取り早かもしれないが、予算を使う側(与党議員と事業執行府省)
の論理で事業の継続や廃止が決められてしまい、真に必要なものが
削られる一方、削られるべきものが残るといった本来目指している
結果とは逆の事態が生じてしまうことが多い。ムダな事業、ダブっている事業、
時代に合わない事業を丹念に精査し、一つ一つを見直すという
積み重ねによって国民目線での予算編成の第一歩を踏み出すことになる。
何十年もの間、棚卸を行わなかった倉庫に足を踏み入れた感覚だ。
私なりに与えられた仕事に力を尽くしてまいります。