シンガポール視察

６月２９日（日）～７月２日（水）の４日間、
民主党の総務部門会のＩＴの現状視察のため、
シンガポールに行ってまいります。
本来はシンガポール・香港の視察ですが、私は
日程の理由からシンガポールのみ参加いたします。
視察団議員の顔ぶれは、、、

原口一博衆議院議員（ネクスト総務大臣）
内藤正光参議院議員（ネクスト総務副大臣）
加賀谷健参議院議員（総務委員）
と私の４名。

初めての海外視察については、帰国後にご報告させて頂きます。

「草加市」・「構想日本」共催 市の事業仕分け

本日は、「草加市」と「構想日本」が共催で実施した
草加市の事業仕分けを傍聴させて頂いた。

現在、草加市が行っている行政サービスや事業について、
市が行うべきものなのか。市ではなく、国や県や民間が
行うべきものではないか。市が行うべきではあるが改善が
必要ではないか。そもそも必要な事業なのか。
草加市職員と外部有識者があくまでも「住民の目線」で
見直しを行う作業を自由に傍聴できるものだ。

短い時間ではあったが、市の事業には、財政補助、行政指導、
決定権限等、国と県が常に何らかの形で関与しているという
地方自治の実態に触れることができたため、大変有意義な
時間を過ごさせて頂いた。

草加市役所の会議室を会場に行ったこの作業はすべて公開で
出入り自由。会場は満員状態と見受けたが、傍聴席の会話からは
政治・行政に精通している方の意見が聞こえてくる。
草加市民はどの程度、いらっしゃるのだろうか。

政治を身の回りのこととして考えるきっかけとして、
一般の住民の皆さんに傍聴が増えれば、より、
有意義な活動となるのではないだろうか。

３本の質問主意書

６月１８日付で提出した３本の質問主意書に対して、
本日答弁書が返ってきた。

私が提出した質問主意書は下記３本。

（第１６９号）国土交通省所管公益法人への発注業務に関する質問
決算委員会での私の質問に対する答弁で、さらに疑問が深まった点
について質問。
ＰＭツール（公共事業の業務管理ソフト）の
開発について、不明とされていた初年度の開発費、開発に時間をかけすぎた
ため新規構築の必要が生じていることへの見解等。

（第１７０号）国家公務員の株取引に関する質問
総務委員会で質問を行ったが、十分に時間を取れなかったため、
再度内閣の見解を質した。
株価に影響を与える秘密情報を知りうる立場にある国家公務員の
株取引について、全府省共通の明確なルール（規制）を設けるべき
ではないかという立場から質問。

（第１７１号）子宮頸がんの予防と検診率向上に関する質問
所属委員会では質問の機会がなかったため、質問主意書として提出。
子宮頸がんはＨＰＶとの相関関係が極めて高いため、検診とワクチン投与
によって予防できるがんであるということの周知の必要性、地方自治体で
行われている検診への国費投入について等、内閣の見解を質す。

質問主意書とは、国会法第74条の規定に基づき、国会議員が内閣に対し
質問を行う際の文書のことで、提出から７日以内に答弁書を送付するよう
国会法で定められている。

質問主意書は国会会期中しか提出できないため、
委員会での質疑の中でさらに政府の見解を質したいことや、
追及したいこと、また、所属委員会では質問の機会がなかった内容
について、会期末ぎりぎりに３本提出する形となった。

送付された答弁書への対応について、答弁が不正確なものもあるため
対応を検討していきたい。

本日は、男女共同参画デー

本日午後は男女共同参画関連の活動が続いた。

●１３：００～１４：３０　埼玉県議会の傍聴
埼玉県連の男女共同参画委員会のメンバーである
田並尚明（ひさあき）県議が、ワークライフバランスについて
質問をされると聞き、応援傍聴に伺った。
男女共同参画委員会としては、三郷の篠田正巳（しのだ　まさみ）市議にも
同行して頂いた。

●１６：００～１７：３０　連合埼玉さんと男女共同参画についての意見交換会
民主党県連からは枝野幸男県連代表含め１９人と、予測以上の出席数に
連合埼玉さんも驚かれていた。
私が好ましいと感じたのは、女性だけでなく男性議員も多数出席
されたことだ。女性だけ集まって女性の地位向上を叫ぶのでは
なく、男女が共に集い、考え、行動する、これからの時代にふさわしい
男女共同参画を推進していきたい。

●１８：１５～１９：１５　連合埼玉さんの街宣活動に参加
浦和での意見交換会から場所を移して、大宮駅東口での連合埼玉さんの
街宣活動に参加。連合埼玉さんは、さすが、皆さん、街宣活動に
慣れてらっしゃると感心した。
私の場合、選挙でも普段の活動でもあまり連合さんとは接点が
なかったため、今日は１日、貴重な経験をさせて頂いた。
働く現場を熟知している方の意見を聞く機会をもっと積極的に
つくっていきたい。

中野 譲さん＆大久保たつおさん

本日は、八潮市の大久保たつお市議後援会のバス旅行に
参加させて頂いた。
大型バス５台、２２０人という大変大規模な旅行だが、
３年連続の雨続きだそうだ。
初回から参加している埼玉１４区総支部長の中野譲さんと
大久保市議、どちらが雨男かということで、結局２人の間では
結論は出なかったが、おそらく２人とも雨男なのだろう。

大久保市議は正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると
議会でも真剣勝負で臨んでいるまじめな方。
その点、中野譲さんとも共通する。
私はこのお二人から多くのことを学ばせて頂いている。

八潮市議選は来年９月の予定だが、中野さんが立候補予定の
総選挙はいつになるのだろうか。
私としては一刻も早く民意を問うための総選挙を行って欲しい。
そして、お二人の選挙が重ならないことを願っている。

本日閉会

本日、私にとって初めての通常国会が実質閉会した。
昨年夏の参院選以降、ねじれ国会と呼ばれる状態に置かれ、
さまざまな批判もあることは承知しているが、
ねじれのがもたらした功名は大きなものがある。
この通常国会では、道路特定財源というまともに議論すること自体
タブー視されていた存在に切り込むことができた。
また、多くの国民のみなさんの思いによって一時的ではあったが、
ガソリン税の暫定税率を廃止に追い込むことができた。
さらに、地味ではあるが最も大きな成果としては、
これまで衆参両院で与党が多数を握っている状態では、
通るのが当たり前の閣法・与党案も野党の意見を汲み入れなければ
成立できないため、この通常国会では我々民主党の主張がほぼ丸呑みされた
法案が１４法案成立した。

これから２ヶ月強の間閉会となる予定だが、来る臨時国会に向けての
勉強と、皆様の生の声を聞かせて頂く活動に勤しみたいと思っております。

しぶた智秀 春日部市議 新緑の集い

本日午後は、春日部市議の渋田智秀さんの
新緑の集いに出席させて頂いた。
昨年の夏の参院選で大変お世話になった渋田市議は私と同い年。

今日の集いでは、ご自慢の歌と踊りを披露されたが、
これが、プロ並みの上手さだったので、驚いてしまった。
エンターテイナーという別の顔を見させて頂いた。

和やかなとても良い集いだった。

本日の質疑：ＮＨＫ インサイダー取引

本日の総務委員会の議題は３件と、かなりぎゅうぎゅう詰めだった。

ＮＨＫ決算、レンタル携帯電話の振込め詐欺等への
悪用を防ぐための法案、地方自治法の一部改正案の３件。
業界用語（？）では３階建てというそうだ。

私は４０分の時間を頂いてＮＨＫ決算について質疑を行った。
本来は決算関連の質疑を行うところだが、ＮＨＫ職員による
株インサイダー取引事件を受けて第３者委員会の調査報告が
先月末に公表されたため、この件について主に質問することとなった。

５日前にも国家公務員の人事制度について質問を行ったばかりで、
また、先週末はどうしても出席したい地元日程が重なり、
今回は一夜漬けに近い状態。昨夜は深夜まで議員会館で質問準備。
タクシーで帰宅し、浦和に着いたのは３時だった。
（居酒屋タクシーではありません、もちろん。）

今回のＮＨＫ職員のインサイダー取引について資料を見て
まず驚いたのは、株取引についての内規がなかったということ。
ここ数年、貯蓄から投資という流れを受けて、インサイダー
取引が一般の会社員にも起こりうる問題と認識され、
企業ではインサイダーについての社員教育や、株取引について
具体的な内規を設けたり、未然防止に向けての
策を講じているものと思っていた。

株取引というのは、それ自体は自然な経済活動だが、
実にさまざまな情報を入手することができる報道機関においては、
当然、一定の規律が必要だろう。

今回のＮＨＫインサイダー事件について質疑を行っていくと、
どうしても、各省庁で働く国家公務員と重ね合わせてしまう。
報道機関で働く方以上に、省庁で働く国家公務員というのは
株価に影響を及ぼす情報を知りうる立場にある。
そこで、増田大臣に、省庁で働く国家公務員の株取引の規定に
ついて質問をさせて頂いた。

未上場株の売買は禁止。
審議官（幹部）以上は株の売買の報告義務。
それ以外の規定としては、各省庁において、インサイダー取引のないよう、
あるいは国民に疑念を持たれる取引がないようにせよ。
という内規があるので、これで問題はないという答弁だった。

本当にこれで問題はないのだろうか。
例の、レクリエーション費だって、ずいぶんと昔に設けた
あいまいな規定のみしか存在しなかったために、結局、
拡大解釈や歪曲解釈によって、マッサージチェアや、
贅沢な職員慰安旅行や、めんたいこ作りやらに税金が
消えてしまったではないか。

こういった国民の政治・行政不信を招くような
不正を未然に防ぐために、国家公務員の株取引について
明確な規制基準を設けるべきだと思う。

遠野郷人会

本日夜は遠野郷人会の定期大会に初めて出席させて頂いた。
会場の上野精養軒には、首都圏在住の遠野に縁のある方、
９０人程度が参集し、遠野市長も来賓として出席された。

遠野のどぶろくで乾杯し、２時間ほどの時間を楽しく過ごさせて
頂いた。
埼玉には岩手出身の方が多く在住しているため、昨年夏の参院選
でも、私のプロフィールを見て声をかけて下さる岩手出身の方が
沢山いらっしゃったが、遠野出身と限定すると、さすがにお会い
できる機会は少ない。

遠野郷人会の全員の方が民主党を応援してくださっているわけではないが、
かえってさまざまなご意見を伺うことできたので、
とても良い経験をさせて頂いた。

次回も是非、皆様と遠野の懐かしい話に花を咲かせたい。

後期高齢者医療制度 廃止法案

本日の本会議で、野党４党共同で提出した議員立法、
後期高齢者医療制度を廃止する法案が可決した。

この医療制度に対するお年寄りだけでなく、多くの国民の
怒りの声や、医療制度に対する将来不安の声を受けて、
制度の修正ではなく、廃止するべき、という判断で
野党４党共闘による議員立法法案を参議院に提出し、
多数により見事可決されたのだ。

ねじれ国会という状況によって、我々野党の主張は、
かつて野党の闘い方の定番であった審議拒否や抗議行動ではなく、
法案提出という方法で、参議院では十分通るということを、
あらためて実感として感じることができた。

ただ、不安に思う時もある。
４月末の、例の衆議院での予算関連法案採決の日に、我々民主党の
若手議員がピケを張った映像がＴＶで流された直後は、
皆さんから「がんばってるね！」とよく声をかけて頂いた。
一方、国民の皆さんの思いを法案という形にした民主党の議員立法が
可決されても、あまり報道されなず、皆さんからも
「よくやった！」というお声を頂くこともほとんどない。

国民の皆さんは、個別の出来事よりも、もっと総合的に
判断してくれるのだろう。そう信じて、残りわずかとなった
通常国会をしっかりと働かせていただきます。