こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

幻のTV放映

2008年05月31日 20時03分00秒 | Weblog
今朝、TBSみのもんたの「さたズバッ!」の6:45~7:05
のコーナーで、私が決算委員会で質問をした内容が取り上げられた。
TVとしてはかなり長い時間を割いていた。

事前に取材を受け、私の国会議員会館の事務所でも一応、TVカメラを
回したのだが、実際の放映ではその部分は見事カットされてしまった!
あんなに取材に協力したのに・・・・
何はともあれ、私が問題だと思い、時間をかけて調べたテーマが、
TVでも取り上げられたのだから、今回はよしとしよう。

道路特定財源から所管公益法人への無駄遣いといえる業務委託の例として、
国交省は「PMツール」という公共事業の業務管理システムの改良業務を
財団法人先端建設技術センターに業務委託を行っている。
ご多聞んもれず随意契約。そして、この財団法人には7人の国交省OBが
理事、16人が職員として在籍している。

驚くべきことは、このツールは平成10年に導入の検討がなされ、
平成13年に開発に着手したにもかかわらず、検討開始から10年、
開発着手から8年経った今もなお本格導入されていない。
これまでにかかった費用はわかっているだけでも1億7千万円。
開発初年度の費用が資料がないのでわからないが、おそらく1億は
超えているだろう。だとすると、何億円かけているのだろうか。

システム開発には通常かけて2年だろう。そうでなければ、開発して
いる間に技術が進歩してしまい、もう一度やり直し、といったこと
になりかねない。8年もかけているのでまさに、バージョンアップ
し直し、といったことを繰り返している。

いい加減、見切りをつけて本格導入を検討しなければ、これまでかけた
税金をドブに捨てることになるが、どうするつもりか、
5月26日の決算委員会では冬柴大臣の見解を質問した。

これからも地道な努力を重ねていきたい。

決算委員会 準総括質疑

2008年05月27日 18時26分49秒 | Weblog
昨日26日は、10時から決算委員会が開催された。
平成18年度の準総括質疑ということで質問をさせて頂いた。
昨日は予算委員会が行われる本館の第一委員会室で質疑が
行われた。

総括なので何をテーマにしても良いのだが、私は
あくまでも決算という基本を外さすに、「政府における様々な
ムダ、税金の無駄遣いをなくすためになすべきこと」を
テーマに据えた。(つもりだ)
前半部分は、所管公益法人や役所OB個人への不適切な業務委託や
タクシー代の会計処理等、具体例を挙げて問題点を指摘。
後半部分は、こういった税金の無駄遣い、政府における無駄を
なすべきことについて各担当大臣に対応状況の確認と問題提起を行う。
という展開で考えていたのだが、各々の大臣や官僚の答弁が
思っていたより長かったため、後半部分にほとんど時間が割けなく
なってしまった。

特に渡辺行革担当大臣には、国家公務員制度改革基本法案について、
もう少し詳しく質問を行うつもりでいたのだが、時間切れで
終わってしまった。

所管公益法人への不適切な支出がなくならないのは、そこに天下り
がいるからであって、その天下りがなくならないのは、国家公務員の
早期勧奨退職(肩たたき)という制度化された人事慣行があるから
なのだ。問題の根っこから絶つのであれば、早期勧奨退職という
慣行を意図的に廃止しなければならない。
多くの政治家がわかってはいることなのだろうが、なぜか手がつけ
られない。

今後の質問の機会は未定だが、ひとつのテーマとして取り組んでいく
つもりだ。

会議録はこちらからからご覧頂けます。↓
5月26日 決算委員会 (私の質問は2番目、トップバッターの風間議員の次です)





建設埼玉 定期大会

2008年05月25日 23時36分21秒 | Weblog
本日は群馬県水上で行われた第39回建設埼玉の定期大会
の懇親会に出席させて頂いた。
建設埼玉は町の工務店さん等、建設業に従事する経営者
によって構成される組合組織。
町場の工務店の家に育ち、住み込みの職人さんと共に子供時代を
過ごした私としては、組合員の皆さんにお会いすると、
子供の頃に読み書きや縄跳びや自転車の乗り方を教えてくれた
職人さんたちのことを思い出してしまい、何だか身内と
接しているような気分になってくる。

400人は超える会場の皆さん全員にはごあいさつが出来ず、
また、ゆっくりとお話をすることができず残念だったが、
皆さんにお会いできたことが本当にうれしかった。



エコノミークラス症候群

2008年05月19日 20時10分38秒 | Weblog
本日は13:00から18:00まで決算委員会が行われた。
ここのところ、連日、本会議と委員会続きとなっている。
予定閉会日まで1か月を切っており、法案の採決も多いため、
本会議や常任委員会も頻繁に開催されるのだが、
その合間をぬって、行われているのが決算委員会だ。
通常1日に5時間審議で、午後から行われる
場合が多いためそうなると休憩なしのぶっ続けとなる。
極力席を立たないように努めてはいるのだが、
後半になるとエコノミークラス症候群になってくる。

エコノミークラス症候群は旅行血栓症というらしいが
旅行でなくても委員会でもかかってしまうことを身を
持って認識した。
今日はさすがに辛くなり、一時退席し、トイレで
柔軟体操を行った。

決算委員会はそれぞれの議員がそれぞれの視点で
あらゆる質問をするので、大変勉強になる。
明後日も委員会が開催されるので、適宜、柔軟体操を
行い、意識を質疑に集中させなければいけない。

埼玉県連 男女共同参画委員会

2008年05月17日 17時48分00秒 | Weblog
本日は私が委員長を務める民主党埼玉県連の男女共同参画委員会
の第1回会議を行った。
土曜日の日中という時間にもかかわらず、思っていたより多くの
議員に出席して頂き、私としても実りある活動を行っていきたい、
と思いをあらたにした。
男女共同参画委員会の委員は24名だが、男女ほぼ半々の構成。
年齢層も偏りがなく、男女共同参画について考え、活動を行って
いくにはとても理想的な構成かと思っている。

「男女共同参画」と名の付く行事や活動となると、とかく
女性ばかりの出席者の中で、たまに男性が出席していても居心地
悪そうにしている光景をよく見かける。
また、男女共同参画というとひたすら女性の地位向上を訴える
女性も少なくない。
私自身は、男女共同参画イコール女性の地位向上、というフェーズ
は終わり、新たなフェーズへ移行しなければいけないと
思っている。
新たなフェーズが何なのか、何をすべきか、委員の皆さんと
ともに考え、意識を共有していきたいと思っている。

地域若者サポートステーションの視察

2008年05月15日 19時58分13秒 | Weblog
本日は「国民生活・経済に関する調査会」終了後、川口駅近くにある
「かわぐち若者サポートステーション」に視察に伺った。
「雇用の安定化」というテーマで勉強をしたいと思っていたところ、
たまたま新聞記事で存在を知り、視察のお願いをしたところ快く受け入れて
下さった。

地域若者サポートステーションはいわゆるニートの自立支援を行う
事業として平成18年度にスタートした。
平成20年度は全国77拠点に拡大されている。
元々、厚労省の事業ではあるが、地域に根ざした拠点づくりということで
都道府県への参加も促したところ、一部の拠点では国と自治体の共同事業と
なっている。

視察に伺った川口のサポートステーションは国と埼玉県がほぼ半分
づつ出資し、NPO法人に運営を委託している。年間予算は3200万円。
スペースは某銀行所有の建物を一部を県が借り上げており、以前の行員
休憩室や応接室のなごりを残したままとなっているが、機能的には十分
なのだろう。
運営を任されているNPO法人は脱ひきこもり、脱ニートの活動の実績
があり、活動内容を見ても、きめ細かい対応がなされていると感じた。
国単独の事業としてではなく、県との共同事業としたこと、豊富なノウハウ
を持つNPO法人に運営委託を行ったことが成功の要因だと思われる。

全国のすべてのサポートステーションが川口のように、国+県+NPO
というわけではなく、国+公益法人、国+県+株式会社、国+市+NPO
と組み合わせはまちまちだそうだが、どうも、この組み合わせパターン
でサービスの質が左右されているようで、なかにはニーズに応えきれて
いなかったり、「取り組んでいます」というためのアリバイづくりに
なってしまっているケースもありそうだ。

先般の決算委員会でも指摘させて頂いたが、雇用の安定事業を行う際、
土地を買って、豪華な施設をつくる必要は全くない。
むしろ、不安定な雇用状態にいる人、定職につけないでいる人、
個々の事情にきめ細かく対応できることが大切なのだろう。
国が行う事業はどうしてもハコものという予算が消化しやすい
事業に走ったり、大がかりにしてしまったりとニーズにマッチ
しないケースが多々ある。
そればかりではない。支出が発生すると十中八九、天下りのいる
公益法人にからめてしまう。
もはやこれは、官僚のDNAなのだろうか。

一点、気になったのは、県の予算が総務省からの地方交付税で裏打ち
されていることだ。地方交付税は本来、使途制限がなく、使い道は
地方が自由に決めれるはずだ。
図らずも、地方交付税のひもつき補助金化の実例に出くわしてしまった。

丁寧に説明してくださったかわぐち若者サポートステーションの
皆様、ありがとうございました。




民主党女性議員ネットワーク会議

2008年05月11日 20時59分03秒 | Weblog
本日は08年度民主党女性議員ネットワーク会議が東京で行われた。
私は党本部の男女共同参画推進本部の事務局次長、
埼玉県連の男女共同参画委員長を仰せつかっているので、
総会と懇親会に参加させて頂いた。会場は、女性議員の
パワーと個性で熱気に包まれていた。

民主党地方自治体議員フォーラムに参加している女性議員は285名、
国会議員は31名、あわせて316名。今日の出席者は半分程度だろうか。

女性議員の数は増えてきているのだろうが、割合からするとまだ少ない。
衆議院全体での女性議員割合は9.4%
参議院全体では17.36%
地方自治体議員に占める女性の割合は9.38%

女性の立場や女性の声の代弁者になれるのは女性議員だけ、
とは全く思っていないが、人口割合とはかけ離れた
この状況は代表性の点で好ましいとは言えない。
あくまでも選ぶのは有権者だが、有権者に選択肢を提示する立場の
政党として、女性候補者の擁立に積極的に取り組む必要を感じた。



生まれ故郷に戻って

2008年05月06日 22時52分59秒 | Weblog
国会が一時休戦のゴールデンウイークを利用して、
生まれ故郷の岩手を訪れた。岩手を訪れるのは昨年の8月以来
のことだ。

初めて訪れた大船渡では、大阪の梅村聡参議院議員ご家族と
合流し、大船渡出身の藤原良信参議院議員にまちを案内して
頂いた。一見、年齢や経歴も異なる奇妙な取り合わせのようだが、
3人とも昨年夏の参院選で初当選した同期組なのだ。

親戚のいる金ヶ崎町では、私の総支部のサポーターの皆さんに
ご挨拶をさせて頂いた。昨年の選挙の際も、遠い岩手から
応援をしてくださった方々だ。

私の生れ故郷の遠野では、私が産まれた遠野病院に入院中の
叔父をお見舞いした後、子供の頃、毎年夏休みを過ごした
鶯崎町を訪ねた。花巻と釜石を結ぶ釜石線と国道と早瀬川が
並行して町を横断する小さな町は、30年前からあまり変わって
いない。釜石にある鉄採掘の会社で働き、
労働組合の執行委員長を務めていたこともある叔父は、
毎晩、働くことの大変さ、尊さについて語ってくれた。
そんな叔父の話が今でも胸に刻み込まれている。

遠野のまちは私が子供の頃よりも、いきいきとしている
印象を受けた。もともと遠野は柳田国男の遠野物語の舞台など、
観光の見どころも多く、素朴でいてかつ、しっとりとした
佇まいの町なのだが、おそらく市と市民のみなさんの創意工夫に
よって町が前よりも魅力を発揮しているのではないだろうか。
遠野の皆さんの不断の努力によって、私が産まれた町が
このように守り続けられるだけでなく、外に向けても
光を発していることが大変嬉しかった。













書類整理

2008年05月01日 18時06分23秒 | Weblog
立て続け3回の委員会での質問が終了したので、
今日の午後は議員会館の事務所の書類整理を行った。
議題ごとに一応、分けてはあるものの、無造作に本棚に
積み上げられていた書類の山を一掃した。
といっても、まだ処分できない書類もたくさんあるので
前より少しは低いが新しい山がまた出来上がってしまった。

しばらくすると、また、この山がどんどん高くなっていくの
だろうか。