こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

のぼうの城

2010年02月28日 21時47分51秒 | Weblog
昨年話題となった戦国時代小説の「のぼうの城」を読んだ。
「のぼうの城」とは現在の埼玉県行田市(ぎょうだ)にあった北条家の支城のこと。
先日、行田市の工藤市長からお薦め頂いて遅ればせながら読ませて頂いた。

「のぼうの城」は、戦国末期、豊臣秀吉の関東平定、北条討伐の際、
北条家の城で唯一落城しなかった武州・忍城を舞台にした物語だ。
周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれる北条家の支城を、
豊臣側の石田光成が2万3000もの兵を従えて包囲する。
迎える忍城はというと、本城小田原城に入城した城主の留守を預かる
わずか500の兵。動員した百姓を含めても2000名程度。
豊臣側からすれば勝って当たり前の戦、というよりも戦にもならない
はずだったのだが・・・。

読んでいると、小説の中の人物の表情やセリフ、背景までもが
あたかも映画を観ているような感覚で楽しむことができる。
戦国時代末期を生きたひとり一人の人物像が巧みに作り上げられ、
活き活きと描かれている。
私にとっては、小説の舞台が埼玉県行田市であることも読書の楽しみを
倍増させた。

作者の和田竜さんは映画を念頭にこの小説を書いたそうだが、
既に映画化が決まっている。
行田市には忍城のほかにも貴重な観光資源が潜在している。
7月には古代蓮が見ごろとなる。
東日本最大の古墳群もある。行田名物ゼリーフライも
知る人ぞ知るご当地グルメだ。
私も、「行田と書いてこうだです。」などとばかり
言っていないで行田のPRのお役に立てないものだろうか。

ODA(政府開発援助)

2010年02月24日 22時51分16秒 | Weblog
2月17日、24日の両日、政府開発援助等(ODA)に関する
特別委員会が開かれた。
17日は昨年秋に4班に分かれて各国へ派遣された調査団からの
報告と自由質疑。
24日はJICA前アフガニスタン事務所長の木邨洗一氏と
日本紛争予防センター事務局長の瀬谷ルミ子氏を参考人に
招いての質疑。

日本のODA予算はここ十数年減少している。
一般会計では97年は1兆1,687億円だったが、
09年では6,722億円へと減少。
援助実績を他国との比較で見ると、他の主要援助国が01年以降
2倍以上の伸びを示しているため、日本は2000年に1位だったが、
08年には5位となっている。
DAC(OECD開発援助委員会)加盟22カ国中、対GNI比
は最下位となっている。

ODAは国際社会における日本のプレゼンスを維持・強化するためにも、
また、先進国としての責務としても必要なことであるとこに異論はないはずだ。
けれども、限られた予算をどこに優先的に充てていくのか、
といった議論の中では置き去りにされてしまう。
政府に対する国民の要望のアンケートでも外交・国際協力は常に
下位に位置づけられている。

先日19日に行われた外務省政策会議でも報告がなされたが、
外務省では岡田外務大臣の指示により、1月にODAタスクフォースを
立ち上げてODAの在り方についての議論を開始している。

ODAがその必要性や内容について、国民に共感を得られるためには
昨年秋の事業仕分けでも指摘されていたが、より効果的、効率的な
援助への見直し、PDCAサイクルの確立が不可欠だ。
(17日の委員会でも、調査団が、適切に実施されていないODA
事業を視察し適正化を要請した旨の報告があった。また、過去に
会計検査院から指摘を受けているODA事業も存在する。)

2回の委員会を通して感じたことは、国際機関や国際協力分野
で働く日本人の増強が必要ということだ。
国連で働く日本人職員の数は増加したとはいえ圧倒的に少ない。
また、国際協力分野での人材育成、NGOの育成について政府が
問題認識を持って取り組むべきなのだろう。
限られた国の予算、財政状況の中、ODA予算を大幅増加させることは
現実的ではない。そうであれば、国として、人材育成に力を入れる
ことによって、顔の見えるODAに近づいていくのではないだろうか。


【御礼】新春の集い@浦和

2010年02月23日 15時38分23秒 | Weblog
昨日18:30~、浦和のワシントンホテルにて、
私の新春の集いを行わせて頂きました。
ご多忙の中にも関わらず県内各地から大勢の皆様にお越し頂き
ましたことを心より感謝申し上げます。

昨日は2月10日に行政刷新担当大臣に就任された
枝野幸男衆議院議員(民主党埼玉県連代表)をゲストに
お招きし、また、上田清司埼玉県知事、清水勇人さいたま市長、
多田重美八潮市長、小島進深谷市長、清水雅之神川町長にも
お越し頂きご挨拶を頂きました。

国会で3年目、埼玉に来てようやく4年目を迎えました。
厳しい時期ではありますが、今後ともご支援、ご指導賜り
ますようお願い申し上げます。
ご来場いただきました皆様に重ねて御礼申し上げます。


太極拳を体験

2010年02月15日 22時16分50秒 | Weblog
先日、ご近所の高砂小学校体育館を会場にして行われている
太極拳教室に参加させて頂いた。
広い体育館では4グループに分かれて練習が行われており、
私は初心者コースを体験した。
「太極拳をやると体も丈夫になり姿勢も良くなりますよ」
と勧められて、体はたぶん丈夫なほうだが、姿勢は気になって
いたので、まずは体験することにした。
一つ一つの動きが切れ目なくつながり、ゆるゆると動き続ける
感じだが、その一つ一つの動作には意味がある。
相手へのキックやパンチ(もっと適切な表現があるかとは思うが・・・)
首を抑えて絞める等々。
ポイントは下半身の軸をしっかりと保つこと、のようだ。

教えてくださった先生はほめ上手、また、練習に加えてくださった
皆さんも和気あいあいとしてほめ上手。
「初めてとは思えない!」と皆さんに言われ「筋が良いのかも」
とすっかりその気になってしまった。
家でも軽く太極拳を披露してみたが夫は無反応だった。
また体験の機会があればよいのだが。

本日は大宮駅東口からスタート

2010年02月10日 15時24分39秒 | Weblog
今朝は大宮駅東口の「りすのトトちゃん」付近にて
朝の駅頭を行った。
定期的に駅頭を行っているのは同じ大宮駅東口でも
交番側(南側)なのだが、今朝は共産党の街宣と
バッティングしたため場所を移動しての実施となった。
最近、政党の街宣活動が増えてきている。
参議院選が近づいていることを実感。
また最近の駅頭では、さまざまなお声を頂く。
励ましのお声、忠告のご意見、厳しいご意見も頂くし、
時には罵声を浴びせられることもある。
激しい表情で近づいて来られるので何かと思うと
文字通り「激励」のお言葉を頂戴することもある。
民主党にとって決して追い風とは言えない状況の
このような時こそ、皆さんの中に入ってお声を
聞くことが必要だと感じている。


小島進深谷市長誕生!

2010年02月08日 17時01分32秒 | Weblog
昨夜11時過ぎ、深谷市長選での小島進候補者の
当選が確定しました。
ご支援頂いた皆様、賢明なるご判断を頂いた市民の
皆様に小島進応援団の一人として心から感謝申し上げます。

私も昨夜は10時前から選挙事務所に待機して
小島さんの支援者の皆様とともに当確の知らせを待ち続けました。
10時の選管発表では3,000、3,000。
10時半では、15,000、15,000。
次こそはと思った11時の発表では、27,000、27,000の同数。
事務所で知らせを待つ皆さんからも小さなため息が聞こえた
10数分後、当確の知らせとともに小島さんがガッツポーズで
現れ、事務所は歓声と喜びの笑顔で埋め尽くされました。

小島さんについてはこのブログでも何度か紹介していますが、
なぜこんなに他人のために汗を流すことができるのか、
面倒見がよいのかと驚き、また感謝する場面を私自身何度も
経験しています。
3年前に参議院選出馬が決まり、埼玉に越してきて以来、
相談に乗ってもらったり、助けてもらったり、応援してもらったり、
様々なことを教えてもらったり。
このような思いでいるのは私だけではないはずです。
今回の市長選では、1週間で数十人の議員が小島さんの応援に
駆けつけたそうです。

今回の市長選では応援をさせて頂いて、私自身も大変良い経験を
しました。
街宣車でアナウンスをしながら、ある住宅地に近づくと次から次と
極寒の中にも関わらず窓を開けて手を振ってくださったり、
家から出てきてくださるので、ここは一体どういう地域なのだろうと
辺りを見回してみたら、以前(告示前)私が小島さんの演説会のご案内で
一軒一軒回らせて頂いた地域だったことを思い出しました。

小島進さんは市民の皆様のために自ら動き汗を流す、そのような市長に
なってくれると信じています。
一緒に応援してくださった皆さん、ありがとうございました。




清水雅之さん、神川町長選当選!

2010年02月01日 17時12分50秒 | Weblog
昨夜10時40分頃、携帯が鳴った。
神川町長選を戦った清水雅之さんからの電話だった。
一瞬の間があったので緊張しながら清水さんの言葉を
待っていると、「ありがとうございました。」との第一声。
「良かった!」

清水雅之さんにとって今回の町長選は3度目の挑戦だった。
群馬との県境、埼玉北西端の地でこれまでずっと民主党の旗を掲げて
活動をされてきた方だ。おかげ様で私も参院選当選以来、
何度も神川町を訪ね、神川の皆さんとお会いする機会を頂いている。
選挙事務所でお会いする方も初対面の方はむしろ少ないくらいだ。

今回の町長選では民主党は早々に清水さんの推薦を決定したわけだが、
今回の当選は政党の力ではなく、これまで清水さんが地道な活動を
続けてきた結果に他ならない。

告示日には清水さんと共に街宣を行ったが、あの日の寒さも
私にとって良い思いでとなった。
清水さんをご支援頂いた皆様、ありがとうございました。