こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

所属委員会が確定しました

2012年07月26日 14時49分24秒 | Weblog
*このブログはバックデートで掲載しています。

みどりの風は4人の共同代表制ですが、各々の役割を決めて分担しながら
会派運営を行っています。
谷岡さんは広報・渉外、亀井さんは政調、舟山さんは国会改革、
私は国会対策担当。私が国会対策を自ら引き受けたのは、地元が埼玉で
一番東京から近く、月曜や金曜なども国会と地元の行き来がしやすい
との理由から。それともうひとつの理由は、国体のような裏方的で
縁の下の汗かき仕事を4人のうち誰が引き取るべきかと考えた時、
「私かなぁ」と何となく思ったから。

国体的な仕事としては、まずは所属委員会の確定をしなければいけ
ません。
実は、会派が正式に設立される前から、所属委員会の変更や継続など、
すでに参議院事務局から五月雨式に各事務所に連絡が届いていました。
誰がどこで決めているのか不明なのですが、おそらく、決定事項と
受け取れる書きぶりの書面が届くのです。
他の少数会派の議員に訪ねると、「少数会派にはいつも一方的に連絡が
来るだけだから」との答え。さらに聞き取りを重ねると、所属委員会の決定は
「掃き出し方式」といって、民主党が確保している委員会の議席の中から、
掃き出されたものが割り当てられていることがわかりました。
どうやら私たちに交渉権はなさそうだということも同時にわかりました。
それなら私の仕事としては、会派の希望に限りなく近い状態で所属委員会を
確定する念押し、裏取り。ということで様々な方にお願いをし確認を
してみました。
結局、皆さんにご配慮を頂き、この通常国会は次の通りに落ち着きました。

予算委員会: 谷岡
決算委員会: 舟山

社会保障と税の一体改革特別委員会: 亀井
東日本大震災復興特別委員会: 谷岡、行田
ODA特別委員会: 舟山

総務委員会: 行田
厚生労働委員会: 谷岡
環境委員会: 亀井、舟山

憲法審査会: 行田

民主党という大きな政党では、国体や職員が御膳だてをしたり、
仕切ってくれていたことが実に多いことを実感しました。
国体の仕事としては、次は、控え室を頂くことです。

「みどりの風」新会派設立

2012年07月24日 22時20分44秒 | Weblog
*このブログはバックデートで掲載しています。

7月24日、無所属会派「みどりの風」の設立届が参議院において
受理されました。この後開かれる議院運営委員会での了承を経て、
正式に新会派としての活動が始まります。
7月17日に民主党に提出していた離党届と会派離脱願いの処理が
民主党内で行われるまでは新会派の届け出は受理されないため、
1週間のタイムラグが生じることとなりました。
離党届の正式受理は、場合によっては数週間も保留となることもあります。
いつまで宙ぶらりんなのだろうかと、不安を覚える1週間でしたが、
今回の私たち3人の離党にあたって、そう長い時間をかけずに
手続きを取るようお力添え頂いた方々に感謝します。
午後から夕方にかけて4人で、参議院議長、副議長、各会派の部屋の
ご挨拶周りをさせて頂きました。



本日離党届を提出しました

2012年07月17日 23時55分55秒 | Weblog
 本日13時に、民主党に離党届を提出いたしました。
これまで私を通じて民主党を応援して下さった皆様、
ご指導頂いた先輩議員や活動を共にしてきた同僚議員の
皆様には申し訳なく思っていますが、民主党の政党としての
政策路線や理念が大きく変質してしまっていることに
私自身が納得できないまま、民主党に居続けることは
逆に不誠実であると思い決意いたしました。

 離党後は、同期の谷岡郁子参議院議員、舟山康江参議院議員、
亀井亜紀子参議院議員と私の4人で無所属の会派として
活動をしていくことにいたしました。これまで07年当選組の
私たちは折に触れて意見交換を行ってまいりましたが、特に
6月下旬頃からは、社会保障と税の一体改革、原発、TPP
などや永田町で起きている様々なことについて、自然発生的に
頻繁に意見を交わすようになりました。その中で、私たち4人は
政策路線が一致し、目指す社会の姿について考え方が一致している
ことがわかり、一つの会派で行動することになりました。

 これまで野田政権で政策決定されてきた、とりわけ社会保障と
税の一体改革の3党合意、また今後行われるであろう政策は、
もはや自民党との差異がありません。
もちろん、ねじれ国会の中、政治を前へ進めるには、
野党との合意や妥協も必要だと思いますが、一連の野田政権によ
る決定は、譲ってはいけない民主党の政策路線や理念まで
大きく変えてしまい、これからもこの傾向は強まるのではないかと
強い危惧を抱いています。これでは、何のための政権交代だったのか、
私自身が国民の皆さんに説明ができません。

 また、民主党は税金のムダ遣いをなくし、ムダ遣いを生み出している
仕組みそのものも改めると言ってきましたが、残念ながら十分な結果に
至っていません。私自身は昨年末から民主党内で行政改革の分野に
携わってまいりましたが、その中で、行政改革を担当している閣僚や
議員のみなさんの努力は見てきました。また、私自身も
「行政改革実行法」という議員立法にも携り、この法案は4月13日にすでに
国会に提出しています。けれども結局、民主党という組織として、
ムダ遣いをなくすという約束を実行しようという意志がどんどん
薄れてしまっている事態も目の当たりにしてきました。

 国民の皆さんが政権交代に託した期待に応えられるよう、民主党の
立て直しを考えてきましたが、変わり果ててしまった民主党にいては、
お寄せ頂いた期待に、私自身が応えることができないと判断しました。
今の民主党が期待に応えていない、期待を裏切っていることを、深く、
私自身も反省しつつ、民主党を離れて、無所属から出直そうと決意
いたしました。

 原発、TPP、社会保障と税など、もちろん重要テーマに対しても
主張してまいりますが、私がテーマとして取り組みたいと思っているのは
非正規雇用の問題です。特に小泉政権の時、顕著に、アメリカ型の弱肉強食
の競争原理が日本社会を襲い、企業も正規雇用者も生き残りのために必死となり、
両者にとっての一致した解決策として見出されたのが、非正規雇用者の増大です。
これを、規制緩和や法改正などで、政治が後押しをしてきたわけです。
私は、働く現場も、今の時代に合った形で、日本型の共生社会に戻したいと
考えています。そのためには、正規雇用者も非正規雇用者も共にわかちあう
発想が必要です。性別や労働時間、労働形態にかかわらず、同じ職務に
ついては同じ賃金が払われる、均等待遇を法律で義務付けて、政治が労使間の
協議の場を強制的に設定する方法が考えられます。均等待遇は、これまで
政労使の三すくみ状態で実現できずに掛け声ばかりになっていました。
何とかしたいと思っています。
 もうひとつは、土地、水、空気といった自然資源、特に水資源、
国土の3分の2を占める森林資源の保全に引き続き取り組んでいきたいと
考えています。自然資源の保全は、農村振興とか支援とか、地方を支える
という視点だけでなく、都市部の人間がその恩恵にあずかり、生活を支えられて
いるという視点が必要だと思います。
 三つめは、行政改革の分野です。無所属になりましたので大きなことは言わず、
国会内での決算チェック、行政監視の強化に地道に努めていきたいと思っています。

 埼玉県という大選挙区での参議院選を考えれば、民主党という大政党に
いるほうが断然有利ではありますが、それよりも、残された1年間の任期を、
国会議員としてしっかりと働くことを優先したいと思い、決意しました。

所沢にて、「囲む会」を開催して頂きました

2012年07月08日 22時28分40秒 | Weblog
本日13時から14時半まで、所沢市の小手指公民館分館にて
「こうだ邦子さんを囲む会」を開催して頂きました。
企画からお声掛け、会場手配、当日の会の運営など
実施して頂いた実行委員会の皆様、本当にありがとう
ございました。

私からの国政報告は20分強といつもの国政報告会
よりも短めにし、その分、皆様からの質問にお答え
する時間を長めに設定しました。
皆様からのご意見や質問は、原発について、予算の組み替えについて、
復興の進捗度合や問題点について、政権交代に期待した
ことについて等々、しっかりと受け止めなければいけない
ものばかりでした。
09年の政権交代に期待した国民の皆様の思いに
少しでも応えられるよう、残す1年間の任期を
どのように過ごすべきか、考える機会ともなりました。

お越し頂いた皆様、実行委員会の皆様に重ねて御礼
申し上げます。