本日は、断続的に本会議が行われた。
「亡国の予算」平成21年度の補正予算がついに成立してしまった、
と同時に、消費者庁設置法案が全会一致で可決された。
この法案は政府案と民主党案を衆議院で審議を行う中で
政府案に、民主党案の骨の部分が盛り込まれる形での
大幅修正が行われ、参議院に送られてきたもの。
民主党は「消費者の立場の独立機関」の設立を主張してきたが、
修正案では、政府案の消費者政策委員会を消費者委員会に改め、
消費者庁と同様に内閣府のもとに位置づける組織となった。
消費者委員会は内閣総理大臣を通じ、関係省庁に勧告できる権限を持つ。
民主党では人権消費者調査会において8ヶ月間にわたり
消費者の立場の独立機関:消費者権利擁護官の構想を練ってきた。
仙石由人会長、枝野幸男副会長、小宮山洋子副会長を初め
委員の皆様、法制局、民主党政調スタッフの並々ならぬ
熱意と忍耐があってこそここまでこぎつけたと言えよう。
消費者行政の形が整ったことは喜ばしいことだが、
生かすも殺すもこれからの運用次第。
適切な情報開示や省庁間の仕切りが行われなければ
かえって消費者にとって不幸なことになる。
「亡国の予算」平成21年度の補正予算がついに成立してしまった、
と同時に、消費者庁設置法案が全会一致で可決された。
この法案は政府案と民主党案を衆議院で審議を行う中で
政府案に、民主党案の骨の部分が盛り込まれる形での
大幅修正が行われ、参議院に送られてきたもの。
民主党は「消費者の立場の独立機関」の設立を主張してきたが、
修正案では、政府案の消費者政策委員会を消費者委員会に改め、
消費者庁と同様に内閣府のもとに位置づける組織となった。
消費者委員会は内閣総理大臣を通じ、関係省庁に勧告できる権限を持つ。
民主党では人権消費者調査会において8ヶ月間にわたり
消費者の立場の独立機関:消費者権利擁護官の構想を練ってきた。
仙石由人会長、枝野幸男副会長、小宮山洋子副会長を初め
委員の皆様、法制局、民主党政調スタッフの並々ならぬ
熱意と忍耐があってこそここまでこぎつけたと言えよう。
消費者行政の形が整ったことは喜ばしいことだが、
生かすも殺すもこれからの運用次第。
適切な情報開示や省庁間の仕切りが行われなければ
かえって消費者にとって不幸なことになる。