こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

消費者庁設置法案 可決

2009年05月29日 22時17分31秒 | Weblog
本日は、断続的に本会議が行われた。
「亡国の予算」平成21年度の補正予算がついに成立してしまった、
と同時に、消費者庁設置法案が全会一致で可決された。

この法案は政府案と民主党案を衆議院で審議を行う中で
政府案に、民主党案の骨の部分が盛り込まれる形での
大幅修正が行われ、参議院に送られてきたもの。
民主党は「消費者の立場の独立機関」の設立を主張してきたが、
修正案では、政府案の消費者政策委員会を消費者委員会に改め、
消費者庁と同様に内閣府のもとに位置づける組織となった。
消費者委員会は内閣総理大臣を通じ、関係省庁に勧告できる権限を持つ。

民主党では人権消費者調査会において8ヶ月間にわたり
消費者の立場の独立機関:消費者権利擁護官の構想を練ってきた。
仙石由人会長、枝野幸男副会長、小宮山洋子副会長を初め
委員の皆様、法制局、民主党政調スタッフの並々ならぬ
熱意と忍耐があってこそここまでこぎつけたと言えよう。

消費者行政の形が整ったことは喜ばしいことだが、
生かすも殺すもこれからの運用次第。
適切な情報開示や省庁間の仕切りが行われなければ
かえって消費者にとって不幸なことになる。

今朝の駅頭

2009年05月28日 21時49分01秒 | Weblog
今朝は川口駅東口にて地元選出の菅かつみ県議とともに
街宣活動を実施。
小雨の降る中にもかかわらず、さすが、菅県議は
川口駅の常連。わざわざ、菅県議ご本人から
政策ビラを受け取りに来る方が少なからずいらっしゃる。

単独で行う駅頭もよいのだが、ジョイント駅頭は
ご一緒する議員によってスタイルが異なり、
私にとっては学びの場でもある。

「こども・男女共同参画」事業仕分け会

2009年05月23日 17時41分07秒 | Weblog
5月22日(金)8:00~11:00の3時間にわたって、
「こども・男女共同参画」関連の事業仕分け会を開催した。
総務部門に引き続き、私も仕分け人の一人として参加した。

総務部門の仕分けも同様だったが、事業仕分けの事前準備として
担当省庁から資料を頂いたり、ヒアリングを行ったり、
専門家の方のご意見をうかがったり、現地視察を行ったり、
地方公共団体のご意見をうかがったりと、相当の時間を割いてきた。
調べれば調べるほど、国の事業は、何十年間も大掃除をしていない
整理整頓されていない古いお屋敷のような状態、あるいは、
全く棚卸おろしを行っていない倉庫のような状態だということを
実感として捉えることができる。

特に、「こども・男女」の分野では厚生労働省、文部科学省、内閣府
農林水産省、経済産業省といった省庁間でのダブりや妙なカニバリ
ぜーションが多く見受けられ、各々の担当者はこのような状態を認識
してはいるが整理統合に手をつけられない状態だと感じた。
ある意味これは当然のことで、各省、各局といった組織間の整理統合
作業は、決してボトムアップでは実現されず、トップダウンでなければ
実行されない。

DV、男女共同参画、少子化対策、食育、といった内閣府が特命的に
担当している分野については、内閣府はスキマ産業のように、事業省庁
間の溝に落ちている事業を拾って実施するのではなく、思いきって事業
実施は事業省庁に任せ、自らは戦略策定や、各省庁での事業の整理統合
や連携のコーディネート、事業の進捗監視役に徹するべきだと思うのだが、
現実にはそのようになっていない。

また、内閣府が特命的に関与していない分野においても、定期的に政府を挙げて
の「棚卸・大掃除」を行うべきだと痛感した。

総務部門、こども・男女と2部門にて仕分け人を務めさせていただき、
正直、事前準備にかなりの時間を費やすことになったが、
それ以上に得るものは多かった。

構想日本の皆様をはじめ多くの皆様、また、総務省、厚生労働省、
文部科学省、農林水産省、内閣府といった各省庁の皆様にも
多大なるご協力を頂いたことに感謝申し上げます。




朝の駅頭@朝霞台・北朝霞

2009年05月21日 13時16分27秒 | Weblog
今朝は朝霞台・北朝霞駅頭にて国政報告を行った。
いつもの2倍以上ビラを受け取っていただいた。
鳩山代表・岡田幹事長体制への期待と、
補正予算案の中身についての憤りが相まっての
反響のようだ。

朝の忙しい時間帯にもかかわらず、
多くの皆様からお声をかけて頂きましたことに
感謝申し上げます。

鳩山新代表選出

2009年05月17日 21時14分11秒 | Weblog
昨日都内の会場にて両院議員総会が行われ、
新代表に鳩山由紀夫衆議院議員が選出されました。
国民のための政権交代に向けて、挙党一致体制の
大きな一歩を踏み出しました。

私自身は、今回の代表選において鳩山候補者に出馬要請を
させていただき、推薦人となり、1票を投じました。
私や民主党を応援してくださっている方が、私に対して、
また民主党に対して何を望んでいるのかを考えた時、
今、この局面において必要なことはとにかく
政権交代に向けて、ひとつにまとまることだと考えています。
民主党は組織として若い政党ですが、
年齢層や経験や価値観、実に多様な議員にあふれています。
懐の深い鳩山新代表に、多士済々の面々の力を引出し、
ひとつにまとめて頂きたいという想いから応援をさせて頂き
ました。

小沢前代表の辞任表明から代表選までの間、
内外の様々な方から様々なご意見を頂きました。
「誰が選挙の顔としてよいか」「どちらの雰囲気が良いか」
といったお声もたくさん頂きました。
国民の皆様の声をお聞きすることは、国会議員の日々の
活動として当然行うべきことですが、代表選は、
自らが所属する組織のトップを自らの判断と決意で決めるものと
考えておりました。

私のような新人議員にできることは限られていますが、
自分たちで選んだ新代表を挙党一致で支えていくよう、
微力ながらも力を尽くしてまいります。





今朝は所沢駅西口の駅頭から!

2009年05月15日 10時44分34秒 | Weblog
今朝は埼玉8区総支部長おのづか勝俊さんとともに所沢駅西口の朝の駅頭から
スタート。
今日はビラを受け取って下さる方が通常の倍だった。
特に、比較的若い女性がビラを受け取って下さった。
明日の代表選についての報道が影響しているようだ。

どちらが代表になっても選ばれた新代表の下、ひとつにまとまって
国民のための政権交代に向けて力を尽くすことを
おのづかさんとも誓い合った。

総務部門 事業仕分け会

2009年05月14日 23時12分25秒 | Weblog
本日14:00~16:30、民主党総務部門の事業仕分けを
行った。
今回の事業仕分けは民主党が構想日本のご協力を頂きながら、
試行的に行ったもの。
昨年は私自身の関心から、草加市の事業仕分けを見学させて頂い
たが、国の事業となると規模がケタはずれに違う。
今回は試行的な実施ということもあり、各部門で、テーマや分野を
ある程度絞り込んで行ったため、全ての事業を仕分けたわけではないが、
大変良い経験となった。

今回は結果的に、総務部門では、電子政府やIT関連の事業に絞り込まれた
のだが、事業名や目的、事業を行う背景の説明だけを見ていると、
いかにももっともらしい(失礼!)のだが、その中身を見てみると、
許し難い程レベルの低い成果物であったり、他の省庁でも同じような事業を
行っていたり、それだけではなく、同じ総務省の違う部署で同じような
事業が行われていたり、こんなにも見直すべきものがあったのかと
いうことを再認識した。

このようなだらしないお金の使い方は、民間であれば、規制などで
競争性の低い業界であってもあり得ないのではないだろうか。
私がかつて身を置いていた広告業界は金遣いの荒い業界として
商社と並び称されているが、それでも、社内経費については
国の金銭感覚に比べたら数段シビアだ。
また、クライアントから預かる予算については、売上や
イメージ向上に貢献しないCMを作ったり、提案した戦略が
効果を発揮しなかった場合は次から扱いが来なくなるため
もっともっとシビアになる。
(国が行っている事業の無駄遣いの中で過去に広告代理店に発注
されているものが国会でも取り上げられたが、これは発注責任
の問題であり、あまあまの発注側に問題がある。)

もちろん、すべての事業に無駄があるわけではなく、
もう少し工夫をしたり、改善を施せば、もっと生きた
お金の使い方になるものが多く見受けられた。
こいった事業は行政サービスの受け手側=国民視点で考えれば
おのずと改善されるはずである。

平成21年度補正予算

2009年05月08日 20時57分17秒 | Weblog
昨日から衆議院の予算委員会で21年度の補正予算案の審議が
行われている。
14兆円の補正予算のその中身を見ると、様々な疑問を感じる。

・子育て支援等、継続的に行うべき性質のものなのに、なぜ、1回限りの
バラマキなのか、あるいは2年、3年といった時限措置なのか。

・14兆円も使っておきながら、家計を直接的に支援するものが少ないのは
なぜなのか。今年度、緊急的にやるべきことの最重要は、雇用の維持や創出、
または最低限の生活を維持するための支援ではないか。1.9%程度のGDP
押し上げを見込んでいるとのことだが、今、緊急的に政府がなすべきことは
GDPといったマクロ経済成長ではなく、個々の生活を救済することではないか。

・本当に、緊急と銘打った補正予算でやらなければいけないものなのか。
本予算の2週間後に提出した補正予算案だが、なぜ、本来は本予算に盛り込む
べきものが多く含まれているのではないか。

・10兆円を超す赤字国債までして賄う必要性のある内容なのか。
14兆円という「かつてない規模の補正予算」金額が先行し、
中身は後付けなのではないか。

このようなお金の使い方は許されないのではないか。
私たち民主党は国民の皆様が納めたお金の使い方として、
適切なものなのかどうか、国会という開かれた場で審議を
行っていかなければいけない。

春日部 大凧あげ祭り

2009年05月03日 19時27分31秒 | Weblog
春日部(旧庄和町)の江戸川河川敷で行われた
大凧あげ祭りに出席した。
大凧あげは1841年からの伝統あるお祭り。
上若組と下若組の2組に分かれて、各々100畳、重さ800キロもある
大凧を100人がかりであげる。
練習なしでぶっつけ本番だそうだ。
お天気にも恵まれていたため大勢の方が集まっていた。