こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

新春の集い@東京

2008年01月31日 16時41分25秒 | Weblog
昨日1月30日、銀座の東武ホテルにて「新春の集い」を
行わせて頂きました。以前勤めていた会社の先輩・同僚やお取引先、
仕事を通じて知り合った方を中心に、100名程度のこじんまり
とした集まりでしたが、私をを支えてくださっている皆様に
お越し頂いたことをあらためて感謝申し上げます。

ゲストとして、元プロレスラーの前田日明さん、長妻昭衆議院議員、
昨年夏の初当選組同期参議院議員の皆様にも起こし頂きました。
(千葉在住の私の恩人からのたっての願いにより、司会は
青木愛参議院議員にお願いしました。)




国会の自殺行為

2008年01月30日 13時37分19秒 | Weblog
本日昼、衆議院の財務金融委員会、総務委員会で、
いわゆるガソリン税等の暫定税率延長の「つなぎ法案」が可決された。
この「つなぎ法案」が成立すると、国会でどのような議論がなされようとも、
あるいは国会での議論があってもなくても、議論をする前に暫定税率延長
という結論が出ることになってしまう。
国民生活に直結し、景気にも影響を与えるだけでなく、この国の舵取りを
方向づける、このような重要な税法こそ、国会で充分に議論し、審議をしなければ
いけないはずだ。
与党の議員立法という形式で、このような暴挙が行われたということは、
国会軽視を通り越して、国会無視、さらには、「国会の自殺行為」と
言っても過言ではない。
暫定税率の問題は、単に、ガソリンを値下げすることだけにあるのではない。
54年前と同様に「道路」だけ特別扱いする必要がまだ存在するのか。
34年前に増税(暫定税率)を決めた時と同様に道路建設の必要性があるのか。
衆議院と参議院で多数政党が異なる今だからこそ、このような本質的な
議論できるはずだ。

与党の議員立法による「つなぎ法案」提出は、国会での議論を不要とする、
「国会の自殺行為」だ。
議会制民主主義を否定する、このような暴挙を許してはいけない。


朝霞→上尾→熊谷→八潮→帰宅

2008年01月27日 23時40分10秒 | Weblog
本日は、県内各所の総支部や市議の新年会に出席させて頂いた。浦和の自宅から出発して朝霞、上尾、熊谷、八潮。浦和の自宅に戻ったのは22:30。今日は愛車のポンコツ(失礼!)カローラバンも秘書の大沢氏の見事なハンドルさばきでずいぶんと活躍してくれた。 今日のような日は、埼玉全県という選挙区の広さをあらためて感じる。衆議院議員の場合は、選挙区が狭いため新年会の出席にしても支援者へのご挨拶まわりにしても滞在時間より移動時間が長いということはまず無いだろう。「効率」という点では私が今日4ヶ所うかがわせて頂いた同じ時間に少なくとも倍の8ヶ所は回れるだろうと思う。 それでも、埼玉全県を選挙区とする楽しみも沢山ある。埼玉県内を走り回ることによって「彩の国、埼玉」という言葉を実感することができる。 今日の締めくくりは、八潮の大久保市議の新年会。埼玉に来て、この人に出会えて良かった、と思える骨のある人だ。大久保市議や皆様に元気を頂いて、今週1週間もがんばります。

株価を下げる答弁

2008年01月23日 23時21分00秒 | Weblog
本日10:00~15:50頃まで、休憩をはさんで
本会議が行われた。

18日に行われた大臣の施政方針演説に対する各党の代表質問と、
昨年12月に逝去された故山本孝史参議院議員(民主党)への
追悼演説が尾辻秀久参議院議員(自民党)によって行われた。

福田総理の答弁は相変わらず声が小さく早口でやる気のない
感じ。ビジョンやご自身の熱意、方針といったものがまるで伝わって
こない。施政方針演説で、前より少しはご自身の考えが伝わったと
思ったのが間違いだったようだ。
日本の政治に対する不安や不信を募らせる、
まるで株価を下げるための答弁のようだ。

一方、各党からの代表質問と大臣答弁が終了し、大臣退席後に行われた
故山本議員への追悼演説には心が打たれた。
ガンによって亡くなられた山本議員が、命を削りながらも
立法府に身を置き、国会議員としての使命を全うしようとしたその姿が、
尾辻議員の魂のこもった演説によって議場にいるすべての議員の心
に伝わったと思う。

政治の世界に入って、正直、このような素直な気持ちで心が打たれる
ことがあるとは想像していなかった。

今日の本会議はTV中継がはいっていたが、追悼演説の部分は中継
されなかったようだ。



「通常国会」本日開会

2008年01月18日 21時09分46秒 | Weblog
本日18日、通常国会が開会された。
再延長された臨時国会閉会から3日後の開会となった。
1年目の私にとっては違和感は感じないのだが、
先輩議員のとっては、やはり”異例”国会のようだ。

開会にあたっての福田総理、高村外務大臣、額賀財務大臣、
大田経済財政政策担当大臣の演説が行われた。

野党にとっては、福田総理の演説は安倍前総理と比較して
野次が飛ばしにくい(盛り上がらない)のだが、
私がまず演説の中身の点で驚いたのは、
「今年を『生活者や消費者が主役となる社会』へ向けた
スタートの年と位置付け」る、と語った点だ。
今まではどういうつもりで政治・行政にあたっていたのだろうか。
今さら何を言っているのだろう、と思ってしまった。

演説のテクニカルな面で感じたのは、前回の就任直後の
所信表明演説よりもキャッチフレーズやネーミングを多用して
いる点だ。

「生活者や消費者が主役となる社会」
「国民目線の総点検」
「新待機児童ゼロ作戦」
「革新的技術創造戦略」
「留学生三十万人計画」
「全員参加の経済戦略」
「共鳴外交」
「つながり力」
「環境力」等々。

印象的な話になるが、柔らかい業界(サービス業やマスコミ、広告)
年頭や周年記念日の社長訓示によくこのようなネーミング攻めが
見受けられる。こういう訓示の場合、「社長、何言ってんの?!」
と、社長がいないところで社員の激しい突っ込みにあっている
ものだ。

それでも、前回の所信表明演説よりは総理大臣ご自身の考えや思いが
少しは感じられて良かったと思う。
今までは、社会の主役は生活者や消費者という視点で政治が行われて
いなかったこともよくわかった。

自民党のための政治でもなく、民主党のための政治でもない、
国民のための政治。
肝に銘じてこの通常国会に臨みたい。





本日、閉会なり。

2008年01月15日 20時59分15秒 | Weblog
本日、臨時国会が閉会された。
私にとっては初めての本格的国会だったため、全てが新しいこと
ばかりだったが、そもそもこの臨時国会は、例年の国会に比べて、
異例のこと、初めてのことが多い国会だった。

●与党の審議拒否
この臨時国会で民主党は、14本の議員立法を衆議院ではなく、
民主党が第一党となった参議院に提出した。
14法案のうち6本が審議・採決され全て可決、衆議院に送付された。

しかし、その後の衆議院で採決されたのは、6本のうち2本のみ。
残りの4本はほとんど審議されないまま通常国会に持ち越しとなった。
私も参院選で訴えさせて頂いた「年金保険料流用禁止法案」や
「農業者個別所得補償法案」は衆議院で「与党の審議拒否」に
あっていたのだ。

与党にとっては給油新法を通すための会期再延長だったようだが、
それ以外の法案も審議する時間は充分にあったはずだ。
この臨時国会では、野党のオハコかと思っていた「審議拒否」も
与野党逆転現象を起こした。

●ねじれの功名
昨年12月に「放送法改正案」について本会議で代表質問させて頂いたが、
この改正案は、放送の自由・報道の自由に対して政治介入を強化する
政府原案に対し、民主党の修正案がほぼ盛り込まれる形で修正された
ものだった。民主党の修正案が呑まれたことが、国民にとって良いこと
だったと純粋に思っている。

参議院で民主党が第一党となったことが、良い意味での与党への
牽制力として働き、与野党の修正協議が実現した好例だと思う。

細川律夫衆議院議員が民主党側の座長となって取りまとめられた
「最低賃金法改正案」「労働契約法」も与野党の修正協議が成立した
ことにより、この臨時国会で日の目を見ることができた。

健全な与野党協議による法案成立は「ねじれ国会の功名」だ。


まもなく通常国会が始まるが、128日間という長期にわたる
臨時国会の締めくくりの本日、私の実感として感じたことを
記させて頂いた。





私の報道についての訂正記事

2008年01月13日 18時40分39秒 | Weblog
本日13日の埼玉新聞1面に、私の現住地についての
訂正記事が掲載されました。

同紙8日付け朝刊1面に掲載された「参議院議員資産報告書公開」
の記事中、私の現住地について「東京現住」と誤った記述が
なされたことへの訂正です。

1面に記事を掲載して頂いたことは有難いのですが、
先日、このブログに書かせて頂いたとおり、
私の現住地は「さいたま市浦和区高砂」です。

議員にとって、特に、私のように出身地でない地域を選挙区と
する者にとって、現住地という情報には非常に重要な意味があります。
新聞の顔である朝刊1面に、議員の死活にかかわる事柄について
誤った記述がなされたことを大変残念に思っております。

しかも、記事が掲載された8日は、埼玉新聞の賀詞交歓会が
行われた日であり、この誤った記事が掲載された新聞が
1000人を超す来場者全員にお土産として配られました。
これはもちろん偶然でしょうが、私にとっては偶然に重なった不幸と
なってしまいました。

この時期、新年会等で様々な方にお会いしますが、
「埼玉に住んでないの?」と聞かれることがたびたびあります。
直接私に問いかけて下さる方は、むしろ少ないかと思います。
大概の方は、記事を読んでいても、あえて何も触れないのだろう
と思います。

昨年12月12日の本会議では、表現の自由、報道の自由を守る
立場から「放送法改正案」の代表質問をさせて頂きました。

報道機関の皆様方には、「自由には責任も伴う」ということを今一度
ご認識頂くことをお願いしたいと思います。








荒川を撮る会 写真展

2008年01月12日 21時03分43秒 | Weblog
本日は、浦和の事務所と自宅近隣の挨拶回りをさせて頂いた。
雨の日は、傘をさしながら呼び鈴を押したり名刺を出したりと、
どうしても動きが鈍くなってしまう。

夕方は夫とともに川口市立アートギャラリー・アトリア
で行われている「荒川を撮る会」写真展を訪れた。

会のメンバーの岩田省三さんは、私と同じ電通のOBで、
埼玉のイメージアップや環境保全活動、地域活動に携わって
らっしゃる大変多忙な方だ。
荒川は、上流から下流にいくに連れて、人との関わりやその姿が
変化していく。
甲武信岳の荒川源流起点から始まり、東京の浅草や佃島まで、
荒川の多様な姿を、各々の写真家の視点で捉えた120点あまり
の写真を堪能させて頂いた。

そういえば、夫と2人で展覧会などを訪れるのはずいぶんと久し振りの
ことだ。「埼玉県内のまち巡りをしたい」と常日頃から夫に
言われているが、最近では「2人で行くのが無理なら僕一人で
行く」と言われてしまった。まずは、岩田さんがお住まいの寄居町
を訪れようかと思っているが、いつになるのだろうか。













資産公開の報道内容について

2008年01月09日 20時39分53秒 | Weblog
1月7日に参議院議員の資産報告書が公開され、
翌8日の新聞各紙にその内容が報道されました。

ある新聞の1面に掲載された記事の記述において、
私の居住地について事実と異なるよう誤解を与える
表現がありましたのでこの場を借りて訂正をさせて頂きます。

上記記事では、私が、育った東京都大田区に建物を所有し、
同時に建築のための借入金があることから、
「東京都内に住んでいる」と誤解を与える記述となっていました。
このブログをご覧になっている方は、すでにご存じかと思いますが、
私は、埼玉選挙区での出馬を決意して以来、現在も夫とともに浦和に
居住しております。

この際ですので、もう少し詳しく状況をご説明させて頂きます。

所有する建物は、両親の年齢や健康状態・経済状態を考え、
親が所有する土地(私が育った土地)に、両親、夫と私の住居と、
父が営んでいる工務店の作業スペース等として建築し、
夫と私の共有物としております。

これまで育ててくれた両親に対して私ができる最後の親孝行のつもりで
建てた建物ですので、今も両親の生活の場となっているため、
売却の予定はありません。

当初は、病気の父に工務店をたたんでもらい、私たち夫婦とひとつ屋根の下
で暮らし、少しでも楽をしてもらうつもりで家を建てることを決めました。
ところが、根っからの働き者の父は、今でも工務店稼業を続けており、
また、私の埼玉での出馬が決まってからは、私たち夫婦は埼玉に引っ越して
しまいました。家は建てたものの、満足できる親孝行ができていないので
両親には申し訳なく思っています。

建築を計画した時点ではまったく想像していませんでしたが、
06年12月末に、党本部から埼玉選挙区で参院選出馬の話を頂き、
出馬を決意した直後の07年1月下旬には、夫と共にさいたま市浦和区
高砂に移り住んでいます。

現住所は浦和区高砂であり、浦和区岸町の事務所と高砂の住居を拠点に
活動を行っております。国会へは浦和から通勤しております。
(浦和の住居は賃貸です。)

埼玉県を選挙区として選任された国会議員として、これからも地元で
ある埼玉で実際に生活しながら地域の皆様にご指導頂きたいと
思っております。

埼玉に移り住んでようやく1年が経とうとしています。
落下傘候補として立候補させて頂いた私ですが、
6年間じっくり時間をかけて、埼玉という地に足をつけていきたい、
と思っていた矢先に、このような報道がなされたことを
悲しく思っております。
記者の方とのコミュニケーション不足があったのかもしれません。

このブログをご覧いただいている皆様には、
私の埼玉にたいする気持ちをお汲み取り頂ければ幸いです。



新年会でご挨拶できなかった方、すみません。

2008年01月07日 21時41分27秒 | Weblog
本日18:00から大宮で行われた、武正公一衆議院議員(埼玉県連幹事長)の
新年会に出席させて頂きました。
私にとっては昨年の参院選でご支援頂いた皆様にお会いできる大切な機会です。
ごあいさつをしながら約300人のお客様のテーブルを回らせて
頂いたのだが、お一人お一人とお話をさせて頂いていたので、すべての
テーブルを回らせて頂くことができなかったことが大変心残りです。

いつもこのようなパーティーや報告会の時、私は先輩議員のように
要領よく短い時間でテーブルを回らせて頂くことができず、
同行している秘書ばかりか、お招きくださった総支部後援会
の方々の気をもませてしまうことが多い。

新年会が続くこの時期に、もう少し要領よくテーブルを回れる
ようにしなければいけないと思っています。