こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

復興ビジョンチーム第2グループ:土地利用問題

2011年06月28日 21時30分30秒 | Weblog
本日14:00~、民主党「復興ビジョンチーム」
第2グループの3回目の会議が開かれた。
第2グループのテーマは「土地利用、まちづくり、
農林水産基盤」。
私は会議の設定や日程管理などの事務局というか
お世話係りをさせて頂いている。

第2グループとしては、まずは、被災地の復興まちづくりの
円滑・迅速な実施の妨げとなる、土地利用法制度や規制、
諸課題について洗い出しと解決策の検討を行い、
6月中に第一次提言としてとりまとめる予定。

被災地の「復興まちづくりプラン」は、あくまでも
地域が主体となって行われるべきだが、今回の大震災
では、自治体そのものが被災していたり、被災状況も
地域によって様々である。
こうした状況を踏まえて、国は、財政支援の他、
まちづくりが円滑・迅速に実施されるために必要な
土地関連法制度改正や特例措置など、柔軟に対応
していかなればならない。

・水没してしまった土地の確定や土地所有者への支援のあり方、
・境界がずれたり、わからなくなってしまった土地の境界確定、
・地籍調査が済んでいない被災地、
・土地所有者や相続人が行方不明の土地の扱い、
・建築制限をかける災害危険区域の指定やその基準、
・罹災した借地借家人の保護、
・第三者による土地の不当な買占め防止、
・土地利用再編の手続きの一元化・簡素化、国や県の関与、
・防災集団移転事業の拡充、
・公的機関による土地の買い取り、
等々。

大変地味(かつマニアック?)ではあるが、被災地が描いた
復興まちづくりプランを実現させるためには欠かせない議論
であり、大変重要なテーマと捉えている。

前回の会議に引き続き、法務部門、国土交通部門、
農林水産部門等、関係する分野の専門知識のある議員から
意見が出され、大変実り多い会議となった。
目標期日までにとりまとめようという共通認識のもと
議事進行されている。(すばらしい)





通常国会会期延長

2011年06月22日 22時22分00秒 | Weblog
本日ようやく通常国会の会期延長が
70日間と決定した。

8月末までせっかく会期を延長したのだから
大震災の復旧・復興支援だけでなく、
社会保障制度、税制、郵政改革、エネルギー政策等々、
待ったなしの議論を行い、前へ前へと進めていかなければ
ならない。

毎年夏は地元中心の活動だが、埼玉と東京を
行ったり来たりしながら暑い夏を過ごすことになりそうだ。



国政報告会@所沢

2011年06月20日 11時25分52秒 | Weblog
昨日6月19日14:00~16:00、所沢中央公民館において
私の国政報告会を開催いたしました。
ご多忙中にもかかわらず多くの皆様にお越し頂きましたことを
感謝申し上げます。

国政報告会は、埼玉県内の15の衆議院小選挙区で
1回は行うことを目標に、08年7月から定期的に開催しており
今回で13回目となりました。

県議会議員、市議会議員の皆様からご挨拶を頂いた後、
私の国政報告を40分、その後、ゲストの小野塚勝俊衆議院議員
とのトークを25分、残りの45分は質疑応答とさせていただきました。

私からは東日本大震災に対するこれまでの民主党の対応、
迅速な復旧・復興のための課題、まちづくりの障害となり得る
土地利用法制度・規制の見直しについて、
また、before3.11の活動報告として、「外国人による土地取得
に関するPT」の中間報告について、森林法改正について等々、
いつものようにパワーポイントを用いてご報告いたしました。

次いで、小野塚さんとのトークでは、小野塚さんの活動実績の
紹介を中心に行いました。地元所沢にある防衛医大や
国立の知的障害者施設や、米軍通信基地に関する問題について、
精力的に動き、実績をあげていることを知り、私にとっても
大変実り多い時間となりました。

質疑応答では、政策に関する質問に加えて、政局的なご意見や
ご質問も頂きました。

次回は7月2日(土)、鴻巣市のクレア鴻巣で開催いたします。



今朝の駅頭は所沢駅西口

2011年06月16日 19時50分28秒 | Weblog
今朝は所沢駅西口からスタート。
週に1回、朝の駅頭を行っているが、
国会開会中は8時から部門会やPTや勉強会が
行われるためなかなか時間がとりにくい。
また、駅頭の後そのまま電車で国会に向かうこと
になるのだが、遠方の駅での実施は難しい。

所沢駅から永田町までは1時間弱の移動時間。
しかしその前にもうひとつの移動がある。
浦和の自宅から駅頭を行う所沢の駅までの移動だ。
早朝のため車で40分と見込んだが、50分弱かかって
しまった。
埼玉の広さを感じながらも、駅頭はこれからも
地道に続けてまいります。




沖縄訪問

2011年06月14日 14時43分52秒 | Weblog
6月11日・12日、民主党沖縄協議会と沖縄振興政策PT合同で
沖縄を訪問した。

第4次沖縄振興計画が来年3月に期限切れとなり、
新たな振興計画や法的措置を検討するにあたり、
沖縄の各種団体や自治体、有識者からのヒアリングを
行うことが今回の目的。

「沖縄協議会」は、民主党本部と沖縄県連からメンバーを選出し、
沖縄振興や基地政策について、相互理解と連携を深めていく
ために設置された民主党内の協議会。私は11人のメンバーの
一人。
「沖縄振興政策PT」は、民主党政調の一組織で、
沖縄振興に関する政策を検討するプロジェクトチーム。
私は事務局次長を務めさせて頂いている。

民主党では、沖縄政策に携わっている議員の中で、埼玉比率が
非常に高い。
沖縄協議会の座長代行は1区の武正公一衆議院議員、
沖縄振興政策PTの座長(前沖縄担当副大臣)は6区の
大島敦衆議院議員、
沖縄担当大臣は5区の枝野幸男衆議院議員。
そして、昨年末からは私も末席に座らせて頂いている。

日曜の夜に食事をした沖縄料理のお店では、
正しい琉球語について、料理人の方からお話を伺った。
沖縄には琉球語という独自の言語がある。
日本語の一方言と解釈すれば琉球方言という言い方になるが、
日本語標準語と琉球方言の異なり具合は、スペイン語と
ポルトガル語以上という方もいる。
スペインに留学経験があり、ポルトガルを訪れたことも
ある私としても納得できる。
琉球語、琉球方言、いずれであっても、琉球民族の
表出の一つである言語が正しく継承されるよう
取り組みが必要ではないか。
私が留学していたスペインのカタルーニャでは、スペイン語が
公用語であるが、カタルーニャ語(Catala)は地方公用語として
認められており、独立言語として体系化され、大学等でも
カタルーニャ語のクラスが設けられている。

次回訪問は未定だが、沖縄を理解するには訪問を重ねる必要がある。






県連政調会、第2ラウンドはなんやかんやと

2011年06月04日 17時50分18秒 | Weblog
昨日3日、19時過ぎから民主党埼玉県連事務所にて、
政調会の運営について打ち合わせを行った。
参議院での予算委員会終了から浦和に駆け付けた。
会長代理の木村勇夫県議と阪本克己さいたま市議、
山本秀和入間市議と会長の私。県連職員の仲田さんにも
同席して頂いた。

政調会でのこれまでの活動と県連大会で承認された
今年度の活動方針の確認、具体的な実施内容について、
特に、今回初めて実施される「部門会」運営について
意見交換を行った。

会社員だったせいか、主義主張を一方的に述べ合う
会議よりも、物事を前に進ませるためのこうした
実務打ち合わせのほうが充実感に浸れる。

その後、県連事務所から場所を変えて、ご近所の
居酒屋で第2ラウンド。2日の内閣不信任案の話や
地方議会の話、地元の話等々、福島の日本酒を
頂きながらなんやかんやと楽しく時を過ごす。