こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

神川町の限界集落を視察

2010年07月27日 22時34分31秒 | Weblog
昨日、神川町の限界集落の現地視察に伺った。
5月23日に本庄にて行った国政報告会で、神川町の清水雅之町長から
ご挨拶を頂いた際、「埼玉にも限界集落があり、
そこで暮らしている人たちがいることをぜひ知ってもらいたい」
とのご意見を頂いたことがきっかけで今回の視察を行わせて
いただくことになった。

清水町長と訪問したのは矢納地区。神川町でも高齢化率が57%と高い地域。
車で地区をざっと回り、自治会館では住民の方との意見交換会を行わせて
頂いた。1時間40分の間の活発な意見交換となった。
皆さんからは様々なご意見を頂いたが、根底にあるのは、「地域を自分たちの
力で何とか良くしていきたい、活気を取り戻したい」といった前向きな思い
だった。
行政への一方的な不満や、愚痴、後ろ向きな発言はまったくと言ってよいほど
聞かれなかった。
「地域主権が進められ、地域のことは地域にお任せし(財源や権限)、地域の
創意工夫で活力を取り戻す。」こうした言葉を言葉だけでなく果実へと
結び付けていく、十分素地があると思った。
もちろん、限界集落と都市部を一律、同等に「地域」と括るわけにはいかない。
財政調整機能であり財源保障機能である地方交付税で格差やハンデを補って
行かなければいけない。

雷が鳴りやまない中、旧神泉村の「冬桜の里」に向かう。
先ほどの意見交換会でも話題に上った町営の宿泊施設だ。
経営については清水町長も頭を悩ませているところのようだ。

このような機会を頂いた清水町長、町役場の皆様、矢祭地区の
皆様に心より感謝申し上げます。



防災ヘリコプター墜落事故

2010年07月26日 22時04分48秒 | Weblog
昨日秩父市大滝において、埼玉県の防災ヘリコプターの墜落事故が
起き、5名の方がお亡くなりになりました。
厳しい環境の中、人命救助にあたられてこられたにもかかわらず
命を落とされたことが残念でなりません。
ご遺族の皆様に心から哀悼の意をささげます。

現在、県と国土交通省において原因究明を行っていますが、
このような事故が二度と起こらないよう再発防止策を講じ
なければなりません。

朝の駅頭、再開

2010年07月21日 12時47分46秒 | Weblog
今朝は所沢駅西口にて、小野塚まさとし衆議院議員とともに
朝のご挨拶・国政報告を行わせていただいた。
初当選以来、定期的に朝の駅頭を続けているが、
参議院選が間近となった5月21日を最後に単独での駅頭は
控えさせていただいていた。
参議院議員が駅頭を行っていると、改選組と勘違いされてしまい
混乱するからだ。参議院は3年ごとに半数改選で、
私は今回は非改選ということを説明してもなかなかご理解が頂けない
ため活動を控えていた。

今日は参院選後、久しぶりの朝の駅頭。
小野塚まさとしさんとともに、参院選での民主党の
力不足をお詫び申し上げながら、再スタートへの
決意をお訴えさせていただいた。
とても暑い朝だった。

中指骨折

2010年07月20日 21時06分57秒 | Weblog
昨日朝8時、降りた車のドアを閉める時に
自ら左手の中指を車のドアに挟んでしまった。
鴻巣市長選で、平日真夏の朝8時にもかかわらず
原口候補者を応援する大勢の皆様が公園に集まられていた、
その会場に降り立った時の出来事だ。
車のドアに挟んだ中指が半分にへこんだ瞬間、
人間の指はこんなにも柔軟なのかとびっくりした。
あっという間の出来事なので、痛みは感じなかったが、
問題はその後だ。
公園に行くと、みるみるうちに指がふくらみ、
紫に変色していく。血が流れる。
結局、そのまま右手で左中指を隠しながら
ご挨拶をさせて頂いたが、通常は応援の挨拶をする前に
候補者と握手をするのだが、本能で血が出ている手で握手を
してはいけないのではないかと思い手が止まってしまった。
応援のご挨拶をさせて頂いている最中、血が流れているのに
皆様が気づいてしまうのではないかと気が気ではない。
幸いにして右手はいつも通りなので問題はなかった、と思う。

12時まで街宣をさせていただき、浦和に戻る。
浦和まつりだ。今日は神輿を担ぐぞ!という気合で
輿酒所に行ったら、「何だ、この指は!」ということで
町内の高梨医院で応急処置をして頂いた。
結局、お神輿は最後まで担ぐとこができた。

今日、再び高梨医院に伺い専門医に診て頂いたところ、
昨日の段階ですでに骨折しているとの診断を頂いた。
初めての骨折。添え木を付けて、なかなか不自由なものだ。
1か月程度で着くようだが、貴重な経験といってよいのやら、
ともかく愚かなことをしたものだ。



議員会館引っ越し&ミーティング

2010年07月14日 22時29分41秒 | Weblog
今日は新しい議員会館に引っ越しの日。
参議院選翌日の12日から、休む間もなく会館勤務のD秘書が
引っ越し準備を行っていたため、移転は極めてスムーズに
行われた。

旧議員会館は私にとっては充分すぎるものだったが、
来客が続くと部屋の前の狭い通路でお客様を立たせたまま
お待たせしてしまうことが難点だった。
旧議員会館に来られた方の印象は、「病院みたい」
「暗い、狭い」といったものが多い。
新議員会館はそれに比べて確かに、広くて明るい。
いろいろとメディアで報道されているが、私が議員になる前から
建設が始まっていた新議員会館が、今、こうして完成したわけだから
私としては大切に使わせていただきたい。

今日は新しい議員会館事務所にスタッフ全員集合。
参議院選の反省や任期後半のこれからの3年間の活動について、
いつもより時間を取って意見交換を行った。




参院選を終えて

2010年07月12日 17時09分47秒 | Weblog
昨日7月11日、第22回参議院選挙が行われ、埼玉選挙区では
大野もとひろ候補(新人)が初当選を果たしましたが、
現職の島田ちやこ候補は1万3千票差での落選という結果となりました。
2人の候補者各々をご支援くださった皆様、また、埼玉で2議席獲得のために
民主党をご支援下さった皆様に深く感謝申し上げるとともに、
2人の候補者を当選させることができず、お詫びを申し上げます。
また比例区では、民主党埼玉県連で支援を決めた家西さとる候補が参議院
2期目の当選を果たすことができず残念でなりません。
県連所属の2人の現職が再選されなかったことに対して、埼玉県連において
様々な反省点があります。また、県選出の参議院議員として、私自身の力不足も
痛感しております。

今回の参院選は民主党にとって厳しい結果となりました。
政権交代から10ヶ月、この間、政権与党となった民主党や私自身に
慢心があったのではないか、永田町や霞ヶ関で我々が考える論理と、
国民の思いが離れてしまっていたのではないか、反省ずべき点が多々
あります。
メディアでの報道や調査結果として表れる数字と、肌感覚でしか感じ取ること
ができない国民の思いにも乖離が生じていたことを、参院選を通じて
実感しています。
とりわけ疲弊した地方経済の中、地方の皆様の声を本当に民主党は感じ取って
いたのかどうか、深く反省すべきです。

これから、参議院での国会運営は極めて困難な状況を迎えますが、
政治の停滞のしわ寄せを受けるのは国民生活であるという
ことを肝に銘じて、これまでの国会常識や慣例の枠組を超えた
試みが必要となります。

今回の参院選で民主党にご期待をお寄せ頂いた皆様に重ねて
感謝申し上げると同時に、今後の国会活動でそのご期待に
お応えできるよう私自身も行動させて頂く決意を表明いたします。