こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

入間市にて「囲む会」を開催して頂きました

2012年09月24日 19時52分21秒 | Weblog
昨日9月23日(日)14:30~、入間市産業文化センターにて
「こうだ邦子さんを囲む会」を開催して頂きました。
主催者の皆さま、お手伝い頂いた皆さま、悪天候の中にも
かかわらずお越しいただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

14:30からの報告会では、私から40分ほど
離党・新会派結成の経緯、会派の理念や当面の政策課題への
対応などをご報告させて頂き、30分ほどの質疑応答が
ありました。また、近隣市の議員の皆さまからご挨拶を
頂き、入間市長選立候補予定者のお2人からもご挨拶を
頂きました。

17:30からは懇親会。皆さんと楽しい時間を
過ごしました。

重ねて御礼申し上げます。

自治労埼玉県 臨時・非常勤職員連絡会にて講演

2012年09月22日 22時56分23秒 | Weblog
本日、自治労埼玉県の臨時・非常勤職員連絡会にて
講演と意見交換をさせていただきました。
臨時・非常勤職員制度の抱える課題について、
私からは通常国会での審議経過や私自身の考えを
お伝えし、臨時・非常勤職員として働く皆さん
からは現場の声をお聞きしました。

全国の地方自治体には約60万人の臨時・非常勤
職員(非正規公務員)が働いており、
臨時のはずが10年以上勤務していたり、
非常勤といいながらフルタイム(正規)とほとんど同じ
勤務時間を働いていたり、にもかかわらず、
法律上さしたる規定や身分の担保もありません。
小泉政権時の骨太改革によって地方自治体の
職員削減が求められ、一方同じ時期に
地方分権改革によって国から地方へと業務が
移管されたことにより、つまり、仕事は増えるが
人は減らさなければならず、その解決策として
定数外である臨時・非常勤職員が増加した
わけです。

本来の制度の趣旨と公務の現場の実態が
あまりにもかい離してしまった現在、
臨時・非常勤職員制度を根本的に見直す必要が
あると考えていますが、まずは、次のように
課題の整理をしました。
1.長期的には、公務の現場において均等待遇を
実現すること。
2.中期的には、パートタイム労働法
の趣旨を短時間勤務の非正規公務員にも適用
させること。
3.これらが整うまでにできることとして、
短期的課題としては、時間外労働手当や退職手当などの
手当を自治体の判断で支給できるようにすること。

連絡会の後は懇親会で盛り上がりました。
職場の現状について、原発について、TPPについて、
外交防衛について、年金や医療といった社会保障制度
について、若者の雇用についてなどなど、参考になる
意見をたくさんいただきました。
また、こうした機会を頂けることを楽しみにしつつ、
次回お会いするときは何とか、問題解決の1歩でも
歩を進めようと自分に言い聞かせました。

籠原駅での駅頭ごあいさつ

2012年09月20日 22時45分00秒 | Weblog
今朝は6時から、籠原駅にて朝のご挨拶
とレポート配りを行いました。
朝の駅頭は初当選以来続けていますが、
国会開会中は国会への電車通勤があるため、
県南中心に12か所に絞って実施しています。
国会の閉会中は籠原駅、熊谷駅など県北方面
の駅も追加して行っています。
朝6時スタートとなると、浦和から始発に乗っても
間に合わないため、前泊となります。
来年7月に向けて、徐々に朝の駅頭の回数や
実施個所も増やしていきます。

多くの皆様にお声掛け頂きありがとうございました。

平成25年度概算要求ヒアリング

2012年09月11日 22時48分15秒 | Weblog
本日13時~18時半、みどりの風会派として
来年度予算の概算要求について各省庁からヒアリングを
行った。
国会閉会中であり、民主党の代表選、自民党の総裁選が
控える中、国会の外の永田町界隈は騒がしいようだが、
国会は静寂の中にある。
こういう時期だからこそ、逆に、集中的に時間を取って、
来年度の概算要求についてヒアリングをしようという
ことになった。

まずは、国家戦略室担当者から「日本再生戦略」について
ヒアリング。
日本再生戦略は、グリーン、ライフ、農林漁業の重点3分野に
加えて、担い手としての中小企業の4つのプロジェクトが
柱となっている。
さらに、科学技術イノベーション・情報通信、金融、観光立国、
アジア太平洋経済、生活・雇用、人材育成、国土・地域活力
を加えた11の戦略と、そこにぶら下がっている38の施策から
成っている。

説明を聞いて受けた感じた3点。

1.あまりにも総花的で焦点がぼやけている。
やや古い言葉になったが、選択と集中がなされていない印象。
同じ施策を並べるにしても再生戦略の骨格が感じられる
まとめ方にできないのだろうか。
各省庁から出てきた施策を国家戦略室がホチキス止めした
ようだ。おそらく、省庁間の事業のダブりや、過去に予算組み
に失敗した事業の復活ゾンビなどのチェックは体制的にも
十分になされないのではないか。

2.景気対策なのか、再生戦略なのか、あいまい。
グローバル化の中、日本の再生を果たすのならば、
経済の足腰を丈夫にする経済基盤インフラの整備や、
成長への投資、資源を守るなどがもっと盛り込まれる
べきではないか。種バンク、水資源の保全、地籍調査の推進など。
3.「生活・雇用戦略」がお粗末。
経済が停滞しているから雇用が劣化するのではなく、
雇用の劣化を容認したから経済が停滞したままなのである。
低賃金で働き、人間らしい生活ができない労働者を
増やすことによって、産業や日本企業の生き残りを
支え、階層社会を助長するのではなく、働くことによって
幸せになる、豊かな中間層を厚くしていくべきである。
本気で日本の再生を考えるのならば、
働く人たちの均等待遇の実現を日本再生戦略の柱
に据えるべきである。

次回のヒアリングは14日。

上田知事を囲む埼玉女性の会

2012年09月10日 22時42分43秒 | Weblog
本日17時30分からブリランテ武蔵野で開かれた、
上田清司埼玉県知事を囲む会に出席した。
上田知事を囲む埼玉女性の会が主催するこの会の
出席者は9割方が女性で占められ、会場内は実に
華やかでありまた、発せられる女性パワーで大変な
熱気を感じた。

みどりの風という女性4人だけの会派として
活動を始めてみて、再認識したことは、経済、
地域社会、政治、日本社会のあらゆる分野に
おいて、女性の力が再生や活性化の鍵となっている
ことだ。
少し前までは、男性から「これからは女性の時代だよ」
と言われたり、女性から「女性ががんばらないとね!」
と言われると、取ってつけたような社交辞令だと
感じてしまったり、空々しさを感じてしまったものだが、
今は違う。男性たちも女性たちも心底、
女性の力による再生や現状打破を期待している。
それは単なる期待だけではなく、各々の実体験に基づいた
言ってみれば根拠のある期待だと感じる。

県内各界で活躍されている諸先輩の女性から、
みどりの風もなかなかね、と評価されるよう
頑張ろうという気持ちになった。




第180回国会閉会

2012年09月07日 19時09分04秒 | Weblog
本日、第180回国会が実質的に閉会した。
正式な閉会日は会期延長を決定した与党の手違いの
せいか、土曜日である9月8日だが、実質的に
今日が閉会である。

今国会は、すべての案件を差し置いて、消費税増税を
最優先させた国会であった。
赤字国債を発行し本年度の予算財源を確保するための
特例公債法案は、消費増税の3党協議を控える中、
野党との衝突を回避したい政権与党の思惑によって、
予算案と切り離されて成立が後回しにされる事態
となった。
また、社会保障と税の一体改革と言いながら、
社会保障制度改革の議論と税制改正の議論は先送りされ、
消費税増税だけが優先的に決定された。
野田総理が命をかけた消費税増税が最優先、最重要
テーマとなった今国会の閣法成立率はまれに見る低さ
となった。

予算が執行できなくなる状況を回避すべく、
予算関連法案を成立させるべく真摯な態度で
野党と向き合うことが政権与党の果たすべき当然の
責務であるが、放棄していると言わざるを得ない。

来年8月末の衆議院の任期満了までには総選挙が
行われるわけだが、それまでに、国会のやるべきこと
として、与野党がそろって国会運営の紳士協定を
結ぶべきではないだろうか。
次はどの政党が政権を握ろうとも効力のある協定を
全党・会派で結ぶべきである。
法律改正をせずともお互いの話し合いで子供じみた
国会運営を改める手立てはあるはずと考える。