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朔太郎の不適切表現

2022-01-16 13:58:56 | 日記
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 82年前に発表された萩原朔太郎の「日本國技
の洋風化について」━長篇でもあり、現代の眼
からは所謂「不適切表現」がある。
 でも、例えば「衛星放送」なんかでは相当に
旧い映画に「差別用語」の如き台詞も少なくな
いと思われるけれど、カットなどせず、その侭
放映している。
 ここでは、2つばかり上記論文に出ている言葉
を採りあげたい。

【紅毛人】江戸時代、オランダ人の称。〔略〕のち
には西洋人一般をさした。

 例えば、米国人が日本人をジャップ(jap)と云い、
日本人が「毛唐」と蔑むのと同程度なものか。

【女々しい】①いくじがない。男として相応しく
ない。柔弱である。②女のようだ。

 なんか戦争映画で、「女の腐った…」なんて台詞
を耳にした。矢張り、根底にあるのは「男尊女卑」
だと愚考する。「女性差別」用語と思える。
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