むかし、大企業と国家機関との“癒着”の
最もひどかったのが、大手製薬会社と旧
厚生省との“腐れ縁”だろう。それが要因で
「薬害エイズ」事件が発生したんじゃぁ
なかったか。そんな不祥事が尾を引いて
いるため、「国産ワクチン」が製造できな
い━と邪推している。日本人の体に適応
したワクチンでなければ新型…ウイルス
の“終熄”宣言はいつになってもできまい。
その厚生省の官吏だった好角家、渡邊
光太郎氏の遺著『昭和の相撲史 戦前篇』
355頁に昭和十九年五月場所七日目の
項に
快晴の日曜で早朝からつめかけた観客で
スタンド〔註=後楽園球場〕もいっぱい。
その数無慮八万を数える相撲はじまって
以来の大盛況を呈した。
一方、昭和四五年刊『相撲百年の歴史』
183頁には
〔前略〕4日目には7万人以上の観衆が
つめかけ、未曽有の大入り記録をつくった
━との写真説明が記載されており、『近世
日本相撲史』②には、たしか6万3千人
となっている。
兎に角、渡邊氏の「8万」人は誇張も
誇張でひどい記述ではないかと思う。
最もひどかったのが、大手製薬会社と旧
厚生省との“腐れ縁”だろう。それが要因で
「薬害エイズ」事件が発生したんじゃぁ
なかったか。そんな不祥事が尾を引いて
いるため、「国産ワクチン」が製造できな
い━と邪推している。日本人の体に適応
したワクチンでなければ新型…ウイルス
の“終熄”宣言はいつになってもできまい。
その厚生省の官吏だった好角家、渡邊
光太郎氏の遺著『昭和の相撲史 戦前篇』
355頁に昭和十九年五月場所七日目の
項に
快晴の日曜で早朝からつめかけた観客で
スタンド〔註=後楽園球場〕もいっぱい。
その数無慮八万を数える相撲はじまって
以来の大盛況を呈した。
一方、昭和四五年刊『相撲百年の歴史』
183頁には
〔前略〕4日目には7万人以上の観衆が
つめかけ、未曽有の大入り記録をつくった
━との写真説明が記載されており、『近世
日本相撲史』②には、たしか6万3千人
となっている。
兎に角、渡邊氏の「8万」人は誇張も
誇張でひどい記述ではないかと思う。