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各専門分野の統計技術、方法、テクニックなどを気ままに分かり易く例題をもとに解説します。

統計技術:第8章 要約統計量による効果量の計算(続き)

2022-12-24 11:06:01 | 日記・エッセイ・コラム

統計技術:第8章 要約統計量による効果量の計算(続き)
第8章-4:要約統計量(Summary)による効果量(続き)

引き続き、
下記URLのUCCS(Free Online Calcultoer)を使って効果量(ES:Effect Size)を求める方法の紹介です。
  https://www.psychometrica.de/effect_size.html
 
上記URLから、下記を選択してみて下さい。
  #6. Computation of d from the F-value of Analyses of Variance (ANOVA)

ここでの効果量は、2群のANOVA test における統計量(F比)を用いて、独立したサンプル(Independent t-test)の場合と同じように効果サイズを計算するものです。

分散分析 (ANOVA) から効果サイズを解釈するのは総分散で説明された比率分散を反映する"η2 "(相関比:イータの2乗)です。この比率は、直接 d に変換されています。

それでは、簡単な例題でやってみましょう。

図1 ANOVA test 用の仮想データ(2つのmethod での評価の違い)

図2 一元配置分散分析表(Excel の結果)

図3 上記の「#6」から求めた効果量

ANOAVのF値から求めた効果量(ES)=1.243 でした。
このES値は、下記の方法と一致します。
 #1. Comparison of groups with equal size.
 #2. Comparison of groups with different sample size.

文責:
ISL assistant staff "KUMI"

次に続く!



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